Microsoft社製アプリケーションの“ウェブ・バグ”を警告(プライバシー財団) | ScanNetSecurity
2026.06.12(金)

Microsoft社製アプリケーションの“ウェブ・バグ”を警告(プライバシー財団)

 コロラド州に拠点を置くプライバシー財団は、Microsoft社の特定のアプリケーションを使って作成される文書には、その文書の作成者に追跡機能を与える隠された“ウェブ・バグ”が埋め込まれている可能性があると警告した。プライバシー財団によると、ウェブ・バグが埋め

国際 海外情報
 コロラド州に拠点を置くプライバシー財団は、Microsoft社の特定のアプリケーションを使って作成される文書には、その文書の作成者に追跡機能を与える隠された“ウェブ・バグ”が埋め込まれている可能性があると警告した。プライバシー財団によると、ウェブ・バグが埋め込まれたファイルを添付して電子メールを送信すると、そのファイルの作成者は“ウェブ・バグ”を利用してファイルの追跡が可能になるという。ファイルが開かれると、バグはサーバのログから入手した情報を作成者に伝える。その情報には、通常コンピュータのホスト名への追跡が可能になるインターネット・プロトコル(IP)番号が含まれている。

 この問題を詳しく報じたプライバシー財団のウェブサイトによると、Microsoft社はこの件に関して、ウェブ・バグがWord文書を追跡することを認めたが、そのような追跡行為が発生した形跡はないと述べた。プライバシー財団の技術担当責任者Richard Smith氏は「ウェブ・バグの追跡防止策は現在のところはない」とし、Microsoft社がソフトウェア・パッチを使用してWordのクッキー機能を無効にすることを勧告している。そして、Word文書のウェブ・バグは、企業の機密文書が漏洩した際の流出経路の追跡や検出、ニュースレターや報道記事の著作権侵害の調査などに使用することができる、と説明した。さらに、Word文書を実行した人物がウェブ・バグの存在を知っている可能性は小さいと指摘し「ウェブページや画像への自動接続機能を持つ全てのファイル・フォーマットは、同じような問題を含んでいる可能性がある。ソフトウェア開発者が新しいファイル・フォーマットを設計する際には、この種のプライバシー問題を考慮すべきである」と提言した。


《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

    ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

  2. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  3. 委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

    委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

  4. DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

    DMARC 通過する独自ドメインフィッシング急増 ~ フィッシング対策協議会「フィッシングレポート2026」

  5. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

ランキングをもっと見る
PageTop