国際規模のセキュリティ・ホスティング契約をKPNQ社と締結(エフ・セキュア・オンライン・ソリューションズ)
エフ・セキュア社は9月26日、欧州の大手データ通信会社のKPNQウェスト社とエフ・セキュア社の完全所有子会社であるエフ・セキュア・オンライン・ソリューションズがKPNQ社のサーバー・センターを介し、欧州で管理型セキュリティ・サービスを提供していくことで合意した
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業界動向
エフ・セキュア・オンライン・ソリューションズは北米、アジア太平洋地域まで事業を拡大するという目標を掲げており、来年度中にはKPNQ社の全長2万キロメートルの光ファイバーネットワークを通じて、管理型セキュリティ・サービスを提供していていく予定となっている。
今回のホスティング・接続契約により、エフ・セキュア・オンライン・ソリューションズは迅速にソリューションを提供することが可能となった。また、この3年契約でのKPNQウェスト社に対する当初の価値は300万ユーロではあるがセキュリティ・ソリューションに対する現在の市場予測を考慮すると、1000万ユーロ超になる可能性があると見込んでいる。
IDCでは「企業が社内的に必要なセキュリティ水準を維持することは、実施面でも、コスト面でも難しい。そのため、今回のような管理型セキュリティ・サービスに対する需要が非常に増加してきている。」と述べている。
《ScanNetSecurity》