マイクロソフト本社コンピュータがハッキング | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

マイクロソフト本社コンピュータがハッキング

 10月25日、米マイクロソフトは本社コンピュータが、外部からのハッキング受けていたことが、同社のセキュリティ担当者により発覚した。翌26日、同社はFBIに通報。その後、調査の結果「Qaz.Trojan」とよばれるワームプログラムにより、侵入が行われていることを確認して

製品・サービス・業界動向 業界動向
 10月25日、米マイクロソフトは本社コンピュータが、外部からのハッキング受けていたことが、同社のセキュリティ担当者により発覚した。翌26日、同社はFBIに通報。その後、調査の結果「Qaz.Trojan」とよばれるワームプログラムにより、侵入が行われていることを確認している。
「Qaz.Trojan」は、ネットワーク内の共有スペースに潜伏し、アプリケーションなどになりすますワーム。感染しているマシンは、ロシアの電子メールにパスワードやIPを送信するほか、外部から遠隔操作を行うことが可能になる。

 すでに、犯人が外部にOSのソースコードなどを送信されており、ソースが流失も危惧されているとの情報もあるが、米マイクロソフトはこれを否定。OSのコード改変や破壊などは行われていないとしているが、同社の知的資産の公開を盾にとり、脅迫などが行われるおそれもあると見られている。

 なお、同社では「Qaz.Trojan」への対策ソフトを、同ワームが発見された後に導入ずみだった。

http://www.microsoft.com/technet/security/001027.asp

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

  3. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  4. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  5. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

ランキングをもっと見る
PageTop