ウイルス作者とクラッカーの境界線がなくなる(Trend Micro社) | ScanNetSecurity
2026.06.16(火)

ウイルス作者とクラッカーの境界線がなくなる(Trend Micro社)

 Trend Micro社の技術責任者Marc Blanchard氏は「クラッカーがウイルスを使って企業のイントラネットに悪意あるコードを潜ませるケースが増えている。従ってアンチウイルス・ソフト開発会社は従来のウイルス検出に加え、これからは悪意あるコードにも目を光らせなければ

国際 海外情報
 Trend Micro社の技術責任者Marc Blanchard氏は「クラッカーがウイルスを使って企業のイントラネットに悪意あるコードを潜ませるケースが増えている。従ってアンチウイルス・ソフト開発会社は従来のウイルス検出に加え、これからは悪意あるコードにも目を光らせなければならないだろう」と警告した。これは、ウイルス作家がクラッカーにもなり得るという数年前には想像すらできなかった傾向だ。

 同氏によると、昨年(1999年)は自己増殖型ワームやウイルス、ステルス・ウイルス、マクロ・ウイルスなどの発生が目立った。そして、それらのウイルスを組み合せてウイルス技術を使ったトロイの木馬やofficeのマクロを使った電子メール型ワームなどが出現した。例えば、広範囲に感染が認められたKAKウイルスは添付ファイルにではなくメールの署名にウイルスが潜んでいる。この傾向は今後、半年程続くだろうと同氏は予測する。

 また同氏が初めてアンチウイルス・ソフト開発研究に携わった1986年当時を振りかえり「ウイルス作者とハッカーは全く別のグループで、むしろ互いに憎み合っていた。しかし、現在はその境界線はなくなりつつある」と説明した。また、ウイルス作者はWAP(Wireless Application Protocol)やPalm OSといった新しいプラットフォームを次なるターゲットに据えていると考えられている。しかし、Palm OS機器を狙ったウイルス感染は難しく、現段階ではその脅威は小さいとしている。

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 陸上自衛隊高等工科学校 全校生徒1,000名に現役ホワイトハッカーが講話

    陸上自衛隊高等工科学校 全校生徒1,000名に現役ホワイトハッカーが講話

  2. ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

    ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

  3. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  4. 日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

    日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

  5. 添付ファイル分離メールサーバへの不正アクセス 第二報 ~ 保存されていたメール情報が漏えいした可能性

    添付ファイル分離メールサーバへの不正アクセス 第二報 ~ 保存されていたメール情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop