外国の悪意あるハッカーを特定するためVeridian 社と提携(米国防総省)
米国防総省管轄の国防情報局(DIA)は、特定の国のコンピュータから国防総省ネットワークへの不正侵入および攻撃を調査するため、セキュリティ会社Veridian 社と契約を結ぶことを明らかにした。情報筋によると、その特定の国とは中国を指す。DIAの元職員(名前は明かさ
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DIA およびCIA によると、ロシア、中国を含む少なくとも20ヶ国が米国の軍および民間企業のネットワークデータに的を絞った情報戦争戦略を開発していると推測され、中でも中国の動きが活発であるという。米政府は外国のハッカーがコンピュータウイルス撒き散らし、米国のインフラに深刻な被害を与えることを危惧している。前述の元職員は「産業スパイ事件に関与した疑いで中国系米国人の物理学者Wen Ho Lee 氏の捜査が行われていた期間、エネルギー省ネットワークに不正侵入を試みた件数が通常の約10倍にも上った」と述べ、その殆どが中国から発信されていたと付け加えた。現在のところ、DIAとの契約に関しVeridian 社からのコメントはなされていない。
《ScanNetSecurity》