株式会社セキュアヴェイルは11月27日、FortiGateシリーズのセキュリティ設定最適化サービスを2026年1月から3月までの期間限定で提供すると発表した。
企業のインターネット環境でのFortiGateのSSL-VPNを経由した侵入被害の増加を受け、フォーティネット社ではFortiOS 7.6.3以降でのSSL-VPNトンネルモードの廃止を発表し、IPsec-VPNへの切り替えを促すとともに、一部の機種ではすでにSSL-VPN機能の無効化または制限を行っている。SSL-VPNトンネルモードの継続利用が可能な最後の系統とされるFortiOS 7.4系は2026年5月頃にサポート終了が予定されており、安全なリモートアクセス環境を維持するためにはIPSec-VPNへの計画的な移行が求められている。
また、経済産業省が推進する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」では、ネットワーク機器の管理やパッチ適用を求める基準が整備され、VPN装置における脆弱性管理や設定の適正さが求められている。
セキュアヴェイルでは、FortiGateを利用する企業の適切なVPNセキュリティ対策を支援するため、特別価格で下記のサービスを提供する。
・SSL-VPNからIPSec-VPNへの切り替えサービス
・ファイアウォール設定診断サービス
・最新版OSへのバージョンアップサービス
上記サービスのすべてまたは一部の組み合わせを選択可能で、提供期間は2026年1月から3月、FortiGateを利用するユーザー企業、FortiGate取り扱いベンダーに対しサービスを提供する。

