IPAのウイルス届出件数に対する見解を発表(シマンテック)
株式会社シマンテックは9月6日、IPAの発表した8月のウイルス届出件数に関するレポートに同社のSymantec Security Responseの見解を加えた独自のレポートを発表した。
IPAの発表によると8月のウイルス届出件数、感染実害件数はともに史上最悪の数字となっている。猛威
脆弱性と脅威
脅威動向
IPAの発表によると8月のウイルス届出件数、感染実害件数はともに史上最悪の数字となっている。猛威を振るったSircamにおいては1種類のウイルスの月間届出数では過去最多となっている。また、IISのセキュリティホールを狙ったウイルスCodeRedなど、セキュリティホールを利用して感染するものも多く発生している。シマンテックのSymantec Security Responseではパッチの更新を管理する「Enterprise Security Manager」ネットワーク弱点検査ツール「NetRecon」侵入検知システム「Netprowler」不審なトラフィックを遮断する「Symantec Enterprise Firewall」などで対応が可能としており、セキュリティ対策ソリューションの特性を理解した上での導入、運用が重要であると述べている。
なお、同社では被害報告が急増している「VBS.Haptime.A@mm」の危険度を4へと引き上げ、警告を発している。このウイルスは添付ファイルを実行せずともワームが実行可能なウイルス。これはMicrosoft Outlookの既知のセキュリティホールを利用したもの。詳細は下記URLを参照。
リリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year01/010906b.html
ウイルス情報
http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/v/vbs.haptime.a@mm.html
《ScanNetSecurity》