セキュリティホール情報<2001/11/29>
<UNIX共通>
▽ pmake
pmake に root 権限が奪取可能な問題[確認中]
http://sid.softek.co.jp/loPrint.html?vg=1&htmlid=891
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
▽ pmake
pmake に root 権限が奪取可能な問題[確認中]
http://sid.softek.co.jp/loPrint.html?vg=1&htmlid=891
pmake は幾つかのジョブを並列的に実行することを可能とした高速なmake プログラムです。この pmake にバッファオーバフローが存在します。攻撃者はこの弱点を利用して root 権限を奪取し、任意のコードを実行することが可能となります。
□ 関連情報:
公式な発表されていません。
<IRIX>
▽ sendmail
sendmailの中のバグにより、ローカルユーザがシステム上のメール・キューを操作することが可能になる問題。メールの内容が露呈するだけでなく、システムにもダメージを与える可能性がある。
http://www.ciac.org/ciac/bulletins/m-020.shtml
<RedHat Linux>
▽ wu-ftpd
従来のwu-ftpdに存在していたバッファーオーバーフローにより、攻撃者が悪意のコマンドを送りマシンに侵入することができた問題。この修正パッチが公開された。
http://www.redhat.com/support/errata/RHSA-2001-157.html
http://www.jp.redhat.com/support/errata/RHSA/RHSA-2001-157J.html
<その他の製品>
▽ Cisco IOS Firewall
Context Based Access Control (CBAC)が導入された11.2P以降のバージョンで、dynamic access listによるリターントラフィックの検査に際に、始点および終点アドレス、およびポートはチェックされるが、IPプロトコル・タイプはチェックされずにスルーしてしまう問題が確認された。
http://www.cisco.com/warp/public/707/IOS-cbac-dynacl-pub.shtml
<リリース情報>
▽ Sun Cobalt Server
Running Bind as Named Update 1.0.1がリリースされた。
http://www.cobalt.com/support/download/raq4.jpn.html
▼ Namazu
Namazu 2.0.8がリリースされた。
http://www.namazu.org/
<セキュリティトピックス>
▽ 各種脆弱性情報の日本語訳を公開
JPCERT/CC レポートで、下記の脆弱性情報を日本語訳にして公開されている。
■Buffer Overflow in HP-UX Line Printer Daemon
■CIAC Bulletin M-021
Hewlett-Packard Remote Logic Flaw Vulnerability in rlpdaemon
■CIAC Bulletin M-019
Multiple Vendor CDE dtspcd Process Buffer Overflow
■CIAC Bulletin M-018
Cisco - Multiple Vulnerabilities in ACL Implementations
http://www.jpcert.or.jp/wr/2001/wr012701.txt
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http://www.vagabond.co.jp/cgi-bin/order/mpid01.cgi?m-sc_sdx 】
《ScanNetSecurity》