セキュリティホール情報<2001/12/07>
<UNIX共通>
▼ IMP/HORDE
IMP/HORDE に Cross-Site Scripting の問題
http://sid.softek.co.jp/loPrint.html?vg=1&htmlid=904
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
▼ IMP/HORDE
IMP/HORDE に Cross-Site Scripting の問題
http://sid.softek.co.jp/loPrint.html?vg=1&htmlid=904
IMP は IMAP と POP のアカウントを提供するための web ベースのメールシステムです。この IMP/HORDE が原因で Cross-Site Scripting の問題が存在します。攻撃者はこの弱点を利用して、リモートからメールを参照したり削除することが可能となります。
□ 関連情報:
Caldera International, Inc. Security Advisory CSSA-2001-039.0
Linux - IMP/HORDE cross site scripting vulnerability
http://www.caldera.com/support/security/advisories/CSSA-2001-039.0.txt
▼ libgtop_daemon
libgtop_daemon に権限が昇格可能な問題
http://sid.softek.co.jp/loPrint.html?vg=1&htmlid=905
libgtop_daemon のライブラリ関数が原因で、フォーマットストリングバグが存在します。攻撃者はリモートからこの弱点を利用して、権限を昇格させ、昇格した権限で任意のコードを実行することが可能となります。
□ 関連情報:
GNOME
http://www.gnome.org/
▽ Cray UNICOS
Cray UNICOSで、NQS デーモンを動かしているマシンのroot権限が奪取されてしまう問題。この問題はCray's UNIX Cray OSの全てのバージョンに該当し、IBMまたはSolarisなどを利用しているシステムに存在する。
http://www.securiteam.com/unixfocus/6X00X0036Q.html
<Vine Linux>
▽ wu-ftpd
wu-ftpd にバッファオーバフローのバグが発見された問題。この問題により、悪意のあるanonymous ftpユーザーが、任意のファイルにアクセスできる。この問題に対するパッチが公開されている。
http://www.vinelinux.org/errata/2x/20011206.html
▽ screen
screenに存在するセキュリティホールにより、root権限を奪われてしまう可能性がある。この問題に対するパッチが公開されている。
http://www.vinelinux.org/errata/2x/20011206-2.html
<その他の製品>
▽ Mailman
Mailmanにクロスサイト・スクリプティングによる攻撃が、可能になる問題が発見された。Ver.2.0.8以上のバージョンでこの問題が解決されている。
http://www.securiteam.com/unixfocus/6W00W0036S.html
<セキュリティトピックス>
▽ トピックス
NTT西日本の情報漏えい問題で、業務委託におけるお客様情報管理の徹底について掲載
http://www.ntt-west.co.jp/news/0112/011205.html
▽ トピックス
情報処理振興事業協会セキュリティセンター 不正アクセス情報届出状況概要(11月分)
http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20011206/0111.html
【詳細な情報サービスのお申し込みはこちら
http://www.vagabond.co.jp/cgi-bin/order/mpid01.cgi?m-sc_sdx 】
《ScanNetSecurity》