【無料ツールで作るセキュアな環境(71)】〜 FreeS/WAN 2 〜(執筆:office) | ScanNetSecurity
2026.01.25(日)

【無料ツールで作るセキュアな環境(71)】〜 FreeS/WAN 2 〜(執筆:office)

 VPN構築可能なLinux用IPSecツール、FreeS/WAN [1]について、前回はインストール方法についてかなり駆け足で説明した。うまくインストールできたかの、とりあえずの動作確認は、

特集 特集
 VPN構築可能なLinux用IPSecツール、FreeS/WAN [1]について、前回はインストール方法についてかなり駆け足で説明した。うまくインストールできたかの、とりあえずの動作確認は、

ipsec

と入力して、バージョンが表示されるかどうか試したり、あるいは

ipsec whack

として認証機能である Pluto のステータスを表示させたりして、確かめることができる。

 今回からはVPNの構築を念頭においた設定方法について説明しよう。


[ネットワーク構成]

 ここではVPNの図1のような最も単純な接続形態を考える。

  イントラネット1   インターネット   イントラネット2
クライアン──セキュアゲート=======セキュアゲート───クライアン
 ト1 (C1)     ウェイ1 (SG1)      ウェイ2 (SG2)      ト2 (C2)

            図1 VPN構築概念図


 図1は、イントラネット1と2はそれぞれ離れたプライベートネットワークであり、そのイントラネット間はインターネット等の外部からアクセス可能なネットワークを一部利用して結ばれているという環境を想定している。このネットワーク環境で、それぞれのセキュアゲートウェイ間をIPSecを用いてトンネリング通信を行い、ここを通過する通信内容を保護し、クライアント間では仮想的に一つのプライベートネットワーク(Virtual Private Network) のように通信できるようにするという構成だ。

 このセキュアゲートウェイにFreeS/Wanを用いる方法を考えていく。両方のセキュアゲートウェイにFreeS/Wanを用いるなら、同じような設定ができるので楽だが、IPSecの使えるツールであれば、2つのセキュアゲートウェイに使われているツールが異なっても構わない。

 ここで、各マシンのIPアドレスは全て固定のグローバルIPアドレスである場合が最も簡単に理解できるだろう。クライアントとセキュアゲートウェイの間にNATなどが入っていて、セキュアゲートウェイはグローバルアドレスで、クライアントはプライベートアドレスという構成でも設定は全く同じである。


(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

    興和江守でランサムウェア感染、取引先への受注出荷業務に遅滞

  2. 大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

    大企業の 66.8 %がセキュリティ不備を理由に取引停止や契約更新を見送る しかし取引停止された中小企業は景気悪化等が理由と誤認識

  3. マイページへのアクセスが不可能に ~ カンバスにランサムウェア攻撃

    マイページへのアクセスが不可能に ~ カンバスにランサムウェア攻撃

  4. Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

    Linux カーネルでの TLS プロトコル通信処理の不備に起因する境界外メモリアクセスの脆弱性(Scan Tech Report)

  5. ホリプロ実施の「ミュージカル『ジキル&ハイド』製作発表オーディエンス募集」の申込受付用フォームで個人情報が閲覧可能に

    ホリプロ実施の「ミュージカル『ジキル&ハイド』製作発表オーディエンス募集」の申込受付用フォームで個人情報が閲覧可能に

ランキングをもっと見る
PageTop