【無料ツールで作るセキュアな環境(71)】〜 FreeS/WAN 2 〜(執筆:office) | ScanNetSecurity
2026.05.24(日)

【無料ツールで作るセキュアな環境(71)】〜 FreeS/WAN 2 〜(執筆:office)

 VPN構築可能なLinux用IPSecツール、FreeS/WAN [1]について、前回はインストール方法についてかなり駆け足で説明した。うまくインストールできたかの、とりあえずの動作確認は、

特集 特集
 VPN構築可能なLinux用IPSecツール、FreeS/WAN [1]について、前回はインストール方法についてかなり駆け足で説明した。うまくインストールできたかの、とりあえずの動作確認は、

ipsec

と入力して、バージョンが表示されるかどうか試したり、あるいは

ipsec whack

として認証機能である Pluto のステータスを表示させたりして、確かめることができる。

 今回からはVPNの構築を念頭においた設定方法について説明しよう。


[ネットワーク構成]

 ここではVPNの図1のような最も単純な接続形態を考える。

  イントラネット1   インターネット   イントラネット2
クライアン──セキュアゲート=======セキュアゲート───クライアン
 ト1 (C1)     ウェイ1 (SG1)      ウェイ2 (SG2)      ト2 (C2)

            図1 VPN構築概念図


 図1は、イントラネット1と2はそれぞれ離れたプライベートネットワークであり、そのイントラネット間はインターネット等の外部からアクセス可能なネットワークを一部利用して結ばれているという環境を想定している。このネットワーク環境で、それぞれのセキュアゲートウェイ間をIPSecを用いてトンネリング通信を行い、ここを通過する通信内容を保護し、クライアント間では仮想的に一つのプライベートネットワーク(Virtual Private Network) のように通信できるようにするという構成だ。

 このセキュアゲートウェイにFreeS/Wanを用いる方法を考えていく。両方のセキュアゲートウェイにFreeS/Wanを用いるなら、同じような設定ができるので楽だが、IPSecの使えるツールであれば、2つのセキュアゲートウェイに使われているツールが異なっても構わない。

 ここで、各マシンのIPアドレスは全て固定のグローバルIPアドレスである場合が最も簡単に理解できるだろう。クライアントとセキュアゲートウェイの間にNATなどが入っていて、セキュアゲートウェイはグローバルアドレスで、クライアントはプライベートアドレスという構成でも設定は全く同じである。


(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

    アメリカ人「近所にデータセンターが建設されるくらいなら原子力発電所が建つ方がまだまし」世論調査結果

  2. 経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

    経済産業省の審議官が感じた日本のサイバーセキュリティに抜けている二つのポイント

  3. ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

    ホクヨーにランサムウェア攻撃、システム障害発生するも現在は復旧

  4. 第一工業にランサムウェア攻撃、情報漏えいした蓋然性は低いものと判断

    第一工業にランサムウェア攻撃、情報漏えいした蓋然性は低いものと判断

  5. イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

    イレブンラボ利用の Udemy Business で情報漏えい「10年以上維持してきたドメインの信頼を守るべく法的措置を含めた厳正な対応を検討」

ランキングをもっと見る
PageTop