改善されない個人情報流出 誰が責任をとるのか?
今月に入り、新たに多くの個人情報流出事件が発生している。
いずれのケースも、これまでの事件同様、Webサイト上でのサービス、メールマガジンの購読、プレゼントの応募などで収集した個人情報が流出しており、CSVファイルなどが外部より閲覧出来る状態となっていた
製品・サービス・業界動向
業界動向
いずれのケースも、これまでの事件同様、Webサイト上でのサービス、メールマガジンの購読、プレゼントの応募などで収集した個人情報が流出しており、CSVファイルなどが外部より閲覧出来る状態となっていた。
今回発覚した企業のWebサイトには、お詫び文が掲載されているものも有るが、中には個人情報のファイルのパーミッション設定を修正しただけにとどまっている物もあり、企業の個人情報に対する姿勢に差が現れた形となった。
ほとんどのケースが、単純なミスによる物から引き起こされる事件であり、十分なセキュリティチェックの体制を整えていれば、未然に防止することは可能である。
また、流出してしまった情報は、企業の管理下から離れてしまうというを十分に認識するべきだ。この情報によって、事件が発生した場合、誰が責任を負うべきか考えたときには、すでにそれすらもかなわない状況にあるのである。
・金印わさび
http://www.kinjirushi.co.jp/
・カバヤ食品
http://www.mainichi.co.jp/digital/netfile/archive/200208/22-8.html
・シティケーブルネット
http://www.ccn.ne.jp/
・東日本ハウス
http://www.higashinihon.co.jp/
・教育ジャングル
http://www.enn-jungle.org/jungle/
くわしくは「Scan Daily Express」をご覧下さい。
http://shop.vagabond.co.jp/m-sdx01.shtml
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