【詳細情報】LG Electronics社のGoldStream LR3001Fルーターのバグの悪用によりクラッシュが発生
◆概要:
LG Electronics社のGoldStream LR3001Fルーターの2つのバグを悪用して、リモート攻撃者がルーターをクラッシュさせる事が可能であると報告されている。ルーターは、アクセスコントロールリストが定義されていない状態で出荷されるため、TCPポート23と80が開い
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LG Electronics社のGoldStream LR3001Fルーターの2つのバグを悪用して、リモート攻撃者がルーターをクラッシュさせる事が可能であると報告されている。ルーターは、アクセスコントロールリストが定義されていない状態で出荷されるため、TCPポート23と80が開いた状態のままになっている。1つのバグを悪用した第1の脆弱性は、これらのポートでフィルタリングが設定されていない場合に発生する。2つのポートのうちのいずれかにデータストリームが送信されると、ルーターが自動的に再起動する。2つめのバグを悪用した第2の問題は、パスワードをチェックする際のポート23すなわちテルネットサービスに関連する。2、3の"ENTER"文字に続けてランダムなデータストリームを用いることにより、ルーターを自動的に再起動させることができる。
ルーターに関する詳細は、 http://www.lge.com/b_product/network/router/router.shtml で入手可能。
◆情報ソース:
・Mr0vka.eu.org/ ( http://mr0vka.eu.org/docs/advisories/lg-3001f-2002-04-18.txt ), Aug. 20, 2002
◆キーワード:
Other: Router
◆分析:
(iDEFENSE米国)この悪用により、ユーザーのインターネット接続に影響が出る可能性がある。ルーターは自動的に再起動するが、このような攻撃が繰り返し仕掛けられれば、さらに深刻な問題が発生する可能性がある。
◆検知方法:
ソフトウェアバージョンが4.0以下のルーターでこれら2つの脆弱性が確認されている。ただし、バージョン4.57は第2のバグにのみ脆弱で、第1のバグは確認されていない。
※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
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情報の内容は以下の時点におけるものです。
【18:49 GMT、08、21、2002】
《ScanNetSecurity》