【後悔するより、いま安全策を(4)】〜ウイルス、ワームそしてハッカーについて〜
〜前号「あなたは危険にさらされているか? 三つの危険なグループ」より〜
三番目のグループは、添付ファイルを含む電子メールを受信する人たちだ。現在のところ、電子メールを読んだだけで感染する Mac ウイルスはないが、電子メールの添付("同封物" と呼ぶ場合もあ
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三番目のグループは、添付ファイルを含む電子メールを受信する人たちだ。現在のところ、電子メールを読んだだけで感染する Mac ウイルスはないが、電子メールの添付("同封物" と呼ぶ場合もある)を開くと感染するウイルスは存在する。従って、添付を含む電子メールを受信する場合は、少なくともウイルス対策を講じる必要がある。
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実際には、四番目のグループもある。それは、添付を含む電子メールを送信する所謂 "PR の専門家" たちだ。残念なことだが、感染したプレス・リリースが届いて感染する可能性もあるわけだ。
私は PR の専門家たちに難癖をつけるつもりはない。このアドバイスはあらゆる人たちに通用するものだ。つまりビジネスに Web もしくは電子メールを使う場合、それがウイルスもしくはワームを撒き散らす悪質なフォームと見なされる可能性がある。専門家の礼儀として、自身の Mac を感染から守る措置を考える必要がある。それを怠るのなら、専門家とは言えないだろう。次のような電子メールを受け取るのは、勘弁願いたいものだ。『私が金曜に送ったプレゼンテーションにちょっと厄介なものが含まれていた。君が重要なものは全てバックアップを取っていたことを願う。』
前述のグループのどれかに該当するのなら、あなたは危険にさらされており、ウイルス対策を講じる必要がある。私は懐疑的人間である。従って、私が挿入する全てのディスク、私が開く全ての電子メールの添付、そして私がダウンロードする全てのファイルがとんだ災難をもたらす可能性があると疑ってかかることは、当然なことだ。
後悔するより、いま安全策を − その 2
ウイルス、ワームそしてハッカーについて
Bob LeVitus 著
[情報提供:SecureMac]
http://www.securemac.com/
[翻訳:関谷 麻美]
(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://shop.vagabond.co.jp/m-ssw01.shtml
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