Red Hat社がバッファオーバーフローを防止するCannaの修正をリリース | ScanNetSecurity
2024.05.03(金)

Red Hat社がバッファオーバーフローを防止するCannaの修正をリリース

 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Linuxベンダー各社が、Cannaのセキュリティアップデートをリリースした。Cannaは、Linux上での日本語入力に使用するアプリケーションである。Cannaには、2つの重大な欠陥がある。ひとつは、ローカル攻撃が可能なバッ

国際 海外情報
 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、Linuxベンダー各社が、Cannaのセキュリティアップデートをリリースした。Cannaは、Linux上での日本語入力に使用するアプリケーションである。Cannaには、2つの重大な欠陥がある。ひとつは、ローカル攻撃が可能なバッファオーバーフローである。攻撃者は、この欠陥を悪用して、さまざまなアプリケーションで利用する特権付きシステムアカウントであるuser binにアクセスできるようになる。もうひとつの欠陥は、リモート攻撃が可能なもので、情報開示やサービス拒否攻撃の原因になり、システムをダウンさせる可能性がある。


※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
 アイディフェンス社の iAlert サービスについて
 http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【06:22 GMT、12、11、2002】

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  3. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  4. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  5. 「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

    「味市春香なごみオンラインショップ」に不正アクセス、16,407件のカード情報が漏えい

  6. 2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

    2023年「業務外利用・不正持出」前年 2 倍以上増加 ~ デジタルアーツ調査

  7. SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

    SECON 2024 レポート:最先端のサイバーフィジカルシステムを体感

  8. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

    「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  9. 山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

    山田製作所にランサムウェア攻撃、「LockBit」が展開され複数のサーバのデータが暗号化

  10. クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

    クラウド型データ管理システム「ハイクワークス」のユーザー情報に第三者がアクセス可能な状態に

ランキングをもっと見る