1月のコンピュータウイルス届出状況を発表(日本ネットワークアソシエイツ)
日本ネットワークアソシエイツ株式会社は2月6日、2003年1月におけるコンピュータウイルスの届出状況を発表した。レポートによると1月の1位は「W32/ Klez.h@MM 」で被害報告数は278件。続く2位は「JS/NoClose」で119件、3位は「VBS/ Redlof@M 」で99件の被害が報告され
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トップ10には登場していないが、1月の特長として「SQL/Slammer」を挙げている。SQL/Slammerは米国時間1月25日(土)早朝に発生したワームで、週末にかけて世界中のネットワークをスローダウンさせ、アジアではネットワークをダウンさせた。同ワームに関する問い合わせは約20件あったものの、感染の報告はなかったとのこと。日本での被害は大きくなかったが、今後危惧される点としてバックドアからの侵入を挙げている。インターネットからの侵入はファイアウォールで阻止できるが、バックドアから侵入された場合は意味をなさない。日本ネットワークアソシエイツでは、パッチの適用とバックドアに対応したファイアウォールの導入を呼びかけている。
http://www.nai.com/japan/prelease/prelease.asp
《ScanNetSecurity》