Word文書に感染するTrugマクロウイルス | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

Word文書に感染するTrugマクロウイルス

 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、新種のマクロウイルス、TrugはMicrosoft Word文書に感染する。サイズは6,205バイトで、通常、電子メールなどのファイル共有媒体を介して他のコンピュータに拡散する。Trugは自身のコピーをC:ドライブ上に格納する。感

国際 海外情報
 アイ・ディフェンス・ジャパンからの情報によると、新種のマクロウイルス、TrugはMicrosoft Word文書に感染する。サイズは6,205バイトで、通常、電子メールなどのファイル共有媒体を介して他のコンピュータに拡散する。Trugは自身のコピーをC:ドライブ上に格納する。感染した文書が開かれるとテンプレートファイルに感染し、その後開かれる他の全てのMicrosoft Word文書に感染しようとする。また、Wordの汎用テンプレートからThisDocumentモジュールを除く全てのマクロモジュールを削除しようとする。毎月18日に不正プログラムの作者からのテキストが格納されているtxtファイルを作成しようとし、22日にはファイル破壊ルーチンを用いてautoexec.batファイルを書き換えようとする。当該ルーチンがWindows 9Xコンピュータの起動時に実行されると正常に起動しない。


※この情報はアイ・ディフェンス・ジャパン
 ( http://www.idefense.co.jp/ )より提供いただいております。
 アイディフェンス社の iAlert サービスについて
 http://shop.vagabond.co.jp/p-alt01.shtml
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【22:50 GMT、02、16、2003】

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  3. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  4. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  5. バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

    バッファロー製 Wi-Fiルータ「WSR-1800AX4シリーズ」に強度が不十分なパスワードハッシュの使用の脆弱性

ランキングをもっと見る
PageTop