セキュリティホール情報<2003/06/12>
──────────────────────────────〔Info〕──
■国内 co.jp ドメイン、ホスト 約23万件の網羅的なデータベースを公開!■
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脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
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【co.jpドメイン サーバ実態データベース 2003年上半期】
詳細→ https://shop.vagabond.co.jp/cgi-bin/mm/p.cgi?cod02_netsec
※ 下記の情報は、SCAN シリーズの「Scan Daily EXpress」の見出しを転載したものです
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<プラットフォーム共通>
▽ Nuca WebServer
Nuca WebServerのバージョン0.01は、ディレクトリトラバーサルを実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に機密性の高い情報を参照される可能性がある。 [更新]
▽ H-Sphere
H-Sphereのバージョン2.0.x、2.1.x、2.2.x、2.3.xは、クロスサイトスクリプティングを実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に機密性の高い情報を参照される可能性がある。 [更新]
▽ Spyke's PHP Board
Spyke's PHP Boardは、ユーザ名とパスワードをinfo.datファイルにプレーンテキストでストアすることが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に無許可のアクセスを実行される可能性がある。 [更新]
▽ Java Virtual Machine
多くの環境で動作するJVM(Java Virtual Machine)は、攻撃者にシンボリックリンクを作成されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されるとリモートの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。 [更新]
▽ Sun JRE/SDK
Sun JRE/SDKは実装上の原因により、複数のセキュリティホールが存在する。攻撃者にこれらのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから情報を奪取される可能性がある。
▽ Speek Freely
Speek Freelyのバージョン7.5およびそれ以前は、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
▽ Sun JRE/SDK
Sun JRE/SDKは、不正なアプレットによって機密性の高い情報にアクセスできるセキュリティホールが存在する。 [更新]
<その他の製品>
▽ Lycos GuestGear
Lycos GuestGearの25 Sep 2002以前は、クロスサイトスクリプティングを実行されるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のコードを挿入される可能性がある。
▽ Ability Mail Server
Windows用ソフトであるAbility Mail Serverのバージョン1.0.9は、ユーザ名とパスワードをプレーンテキストでストアすることが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に無許可のアクセスを実行される可能性がある。
▽ LeapFTP
Windows用ソフトであるLeapFTPのバージョン2.7.3.600は、pasvコマンドが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
▽ SmartFTP
Windows用ソフトであるSmartFTPのバージョン1.0.973は、バッファオーバーフローを引き起こされる複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
▽ FlashFXP
Windows用ソフトであるFlashFXPのバージョン2.0ビルド905は、バッファオーバーフローを引き起こされる複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
▽ FTP Voyager
Windows用ソフトであるFTP Voyagerのバージョン10.0.0.1以前は、リストコマンドを適切に処理していないことが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。[更新]
▽ Nokia GGSN
Nokia GGSN(Gateway GPRS Support Node)のrelease 1は、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にカーネルパニックを引き起こされ、GGSNをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
▽ Mailtraq
Windows用ソフトであるMailtraqは、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、攻撃者に機密性の高い情報を参照される可能性がある。 [更新]
<Microsoft>
▽ NICデバイスドライバ
Microsoft Windows 2003 Serverに含まれるNIC(Network Interface Card)デバイスドライバは、機密性の高い情報が漏洩するセキュリティホールが存在する。
▽ Internet Explorer
Microsoft Internet Explorer は細工されたオブジェクトタグおよびダウンロードダイアログを適切に取り扱っていないことが原因で、複数のセキュリティホールが存在する。攻撃者にこれらのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから任意のコードを実行される可能性がある。[更新]
<その他の製品>
▽ Ability Mail Server
Windows用ソフトであるAbility Mail Serverのバージョン1.0.9は、ユーザ名とパスワードをプレーンテキストでストアすることが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に無許可のアクセスを実行される可能性がある。
▽ LeapFTP
Windows用ソフトであるLeapFTPのバージョン2.7.3.600は、pasvコマンドが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
▽ SmartFTP
Windows用ソフトであるSmartFTPのバージョン1.0.973は、バッファオーバーフローを引き起こされる複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
▽ FlashFXP
Windows用ソフトであるFlashFXPのバージョン2.0ビルド905は、バッファオーバーフローを引き起こされる複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
▽ FTP Voyager
Windows用ソフトであるFTP Voyagerのバージョン10.0.0.1以前は、リストコマンドを適切に処理していないことが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。[更新]
▽ Mailtraq
Windows用ソフトであるMailtraqは、複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、攻撃者に機密性の高い情報を参照される可能性がある。 [更新]
<UNIX共通>
▽ mnoGoSearch
mnoGoSearchのバージョン3.2.10および3.1.20は、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、プログラムをクラッシュされたり任意のコードを実行される可能性がある。
▽ TCP/IP
BSDシステムがベースとなるTCP/IPのtcp_input.cは、ブロードキャストアドレスに対してTCPアクセスを行われた場合において適切なチェックをしていないことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、リモートからファイルタリングを回避される可能性がある。
▽ OpenSSH
OpenSSH はチャンネルコードに off-by-one が存在することが原因で、セキュリティホールこの問題が存在する。攻撃者にこの弱点を悪用された場合、リモートから ssh の実行権限で任意のコードを実行される可能性がある。
<SunOS/Solaris>
▽ utmp_update
Sun Solarisのutmp_updateは、適切なチェックをしていないことが原因で、バッファオーバーフロー問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから権限を昇格される可能性がある。[更新]
<HP-UX>
▽ pcltotiff
HP-UXのバージョン10.20は、pcltotiffが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。ローカルの攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、権限を昇格される可能性がある。
▽ uucp / uusub
HP-UX の uucp(1) および uusub(1) は実装上の原因により、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから権限を昇格される可能性がある。 [更新]
<SGI IRIX>
▽ PIOCSWATCH ioctl
SGI IRIXは、非rootユーザがPIOCSWATCH ioctlを呼び出すことが可能なことが原因で、セキュリティホールが存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから DoS 攻撃を受ける可能性がある。
<Linux共通>
▽ cPanel
cPanelのバージョン5.0から6.4.2は、Formail-cloneドメイン名チェックを回避し、メールの不正中継に使用される可能性がある。
▽ Linux kernel
Linux kernelのバージョン2.0から2.0.39は、IPスタックがICMPのエラーによって適切な計算を行っていないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に機密性の高い情報を参照される可能性がある。 [更新]
▽ atftpd
atftpd(Advanced TFTP)は、実装上の原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。リモートの攻撃者は、過度に長いファイル名を送信することでサーバをクラッシュできる可能性がある。 [更新]
▽ gzip
gzip の znew は適切なセキュリティチェックを行わずにテンポラリファイルを作成することが原因で、シンボリックリンク攻撃の問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから権限を昇格される可能性がある。 [更新]
▽ tcpdump
Red Hat Linuxバージョン7.1、7.2、7.3、8.0、9に含まれるtcpdumpは、'pcap'ユーザに適切なパーミッションを設定していないことが原因で、セキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。 [更新]
▽ Eterm
Etermは、細工された ETERMPATH 環境変数を適切にチェックをしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
▽ KON2
KON2(Kanji on Console)のバージョン0.3.9bおよびそれ以前は、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。[更新]
▽ Kernel
Linux kernelのバージョン2.4は、DoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にCPUリソースを消費され、機密性の高い情報を奪取される可能性がある。 [更新]
▽ Apache
Apache は、実装上の原因より複数のセキュリティホールが存在する。攻撃者にこれらのセキュリティホールを悪用された場合、リモートから任意のスクリプト/コードを実行されたり DoS 攻撃を受ける可能性があります。[更新]
<リリース情報>
▽ Linux kernel 2.5.70-bk16
Linux kernel 2.5.70-bk16がリリースされた。
http://www.kernel.org/
▽ Ethereal 0.9.13
Ethereal 0.9.13がリリースされた。
http://www.ethereal.com/
▽ Postfix 2.0.11
Postfix 2.0.11がリリースされた。
http://www.postfix.org/
<セキュリティトピックス>
▽ サポート情報
日本ネットワークアソシエイツ、ここ一週間のあいだに更新(あるいは新掲載)されたQ & A
2003/06/11 更新
http://www.nai.com/japan/pqa/pqa_newqa.asp
▽ 統計、資料
総務省、情報通信ネットワーク安全・信頼性基準等の概要
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/kokuji/network_0203.html
▽ 統計、資料
総務省、情報通信ネットワーク安全・信頼性対策実施登録ネットワーク一覧を更新
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/kokuji/network_0203_a.html
▽ ウイルス情報
トレンドマイクロ、WORM_MAPSON.A
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_MAPSON.A
▽ ウイルス情報
シマンテック、W97M.Radnet.B
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/w/w97m.radnet.b.html
▽ ウイルス情報
シマンテック、Backdoor.Grobodor
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/b/backdoor.grobodor.html
▽ ウイルス情報
シマンテック、PWSteal.Sysrater.B
http://www.symantec.com/region/jp/sarcj/data/p/pwsteal.sysrater.b.html
▽ ウイルス情報
ソフォス、W32/Jeefo-A
http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32jeefoa.html
▽ ウイルス情報
ソフォス、W32/Backzat-K
http://www.sophos.co.jp/virusinfo/analyses/w32backzatk.html
▽ ウイルス情報
アラジンジャパン、BAT.Randon.n
http://www.aladdin.co.jp/esafe/virus/v_all/BAT_Randon_n.html
▽ ウイルス情報
アラジンジャパン、Win32.Randon.n.dll
http://www.aladdin.co.jp/esafe/virus/v_all/Win32_Randon_n_dll.html
▽ ウイルス情報
アラジンジャパン、Win32.Mapson
http://www.aladdin.co.jp/esafe/virus/v_all/Win32_Mapson.html
▽ ウイルス情報
アラジンジャパン、Win32.LovGate.k
http://www.aladdin.co.jp/esafe/virus/v_all/Win32_LovGate_k.html
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《ScanNetSecurity》