eBay サイトを改ざんした "ハッカー" が PC 禁止令に異議 | ScanNetSecurity
2026.05.15(金)

eBay サイトを改ざんした "ハッカー" が PC 禁止令に異議

Kevin Poulsen SecurityFocus
2003年12月4日 09:58 GMT

国際 海外情報
Kevin Poulsen SecurityFocus
2003年12月4日 09:58 GMT

 eBay ハッカーの被告人 Jerome Heckenkamp が今月、カリフォルニア州連邦裁判所に戻って来る。しかし、同被告の何度も延期になっている審理のためではない。同被告の弁護人が裁判所命令による審理前の制限に対して異議を申し立てるためだ。その制限とは、同被告が約 3 年前に起訴されて以降、コンピュータ及びインターネットの使用を禁止するというものだ。

 保釈の条件で Heckenkamp 被告(24 歳)が使用を許可されたのは、自身の事件に関する電子証拠を自宅で閲覧するための "低性能な" コンピュータ 1台のみだ。そのコンピュータにはモデムがなく、マウス、キーボードそして電源以外のコネクターは警察のテープで覆われている。昨夏、ウィスコンシン州に住む両親の家を訪問する予定だったが、同被告の両親の家から全てのコンピュータを撤去することを条件としていた。さらに、裁判所の審理前手続き担当者が CPU の有無を点検することになっていた。

 PC やインターネットが日々の生活にとって欠くことのできないツールとなっているため、サイバー犯罪を起訴する際、コンピュータ使用禁止などの制限が裁判所で度々議論されてきた。連邦控訴裁判所は、連邦の実刑判決に続く監視下の釈放期間中にインターネットの使用を許可すべきか否かに関する問題に対して統一見解を示していない。別のケースでは、第 2 および第 3 巡回控訴裁判所の双方がこの件について、コンピュータ使用禁止はあまりにも広義であるため正式な量刑判決手続きが完了するまで適用しないという見解を示し同措置を規定した。しかし先月、カリフォルニアの第 9 巡回裁判所は有罪判決を受けた幼児ポルノ犯罪者 Chance Rearden に対してインターネットの使用禁止を支持し「明らかに、道理に適う必要性を上回る自由の剥奪を伴うものではない」とする見解を示した。


[情報提供:The Register]
http://www.theregister.co.uk/

[翻訳:関谷 麻美]

(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://www.vagabond.co.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

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