数学の研究者、Certicom 社の暗号を破る | ScanNetSecurity
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数学の研究者、Certicom 社の暗号を破る

Lucy Sherriff
2004年4月29日(木)10:48 GMT

国際 海外情報
Lucy Sherriff
2004年4月29日(木)10:48 GMT

 109 ビットの楕円曲線暗号と確固たる意志を秘めた数学者を対決させるとしよう。2600 台のコンピュータと天才的数学者数人そして 17 ヶ月の期間があるならば、暗号鍵は破られるだろう。

 Texas Tech 大学の Chris Monico 助教授の研究チームが Certicom 社の楕円曲線暗号 (ECC)2-109 チャレンジを解読した。この成功は次の 3 つの理由により朗報と言えるだろう。まず、ブルートフォースで解読した点だ。つまり、アルゴリズムは依然として信頼に足る技術ということになる。二つ目は、暗号鍵をブルートフォースするのに要する CPU パワーは Athlon XP 3200+ がノンストップで約 1200 年稼動し続けた仕事量に等しいものだった。最後は、商用の暗号には 163 ビット鍵が使用されていることだ。それらの鍵の一つを解読するのは、109 ビットの鍵よりも 100 万倍難しいだろう。

 同研究チームは、2002 年に ECCp-109 チャレンジも解読した。そのコンテストの鍵は、今回と同じ長さだったが、素数フィールドではなく characteristic 2 のフィールドの解読に成功したものだった。Monico 助教授のチームは鍵を解読したことで、専門的に認知されたのみならず 1 万ドルの賞金を獲得した。


[情報提供:The Register]
http://www.theregister.co.uk/

[翻訳:関谷 麻美]

(詳しくはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec

《ScanNetSecurity》

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