セキュリティホール情報<2004/06/04> | ScanNetSecurity
2024.05.07(火)

セキュリティホール情報<2004/06/04>

──────────────────────────────〔Info〕─
◆「管理不行き届きのサーバの発見」「サーバ事業者の管理状況の確認」 ◆
◆「セキュリティホールの影響評価」「不正中継状況の網羅的なチェック」◆

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
──────────────────────────────〔Info〕─
◆「管理不行き届きのサーバの発見」「サーバ事業者の管理状況の確認」 ◆
◆「セキュリティホールの影響評価」「不正中継状況の網羅的なチェック」◆

≫≫≫≫【co.jpドメイン サーバ実態データベース 2004年 上半期】
      http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?cod03_netsec
───────────────────────────────────
※ 下記の情報は、SCAN シリーズの「Scan Daily EXpress」の見出しを転載したものです


<プラットフォーム共通> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽ Nuke Cops────────────────────────────
 PHP-Nukeにセキュリティ機能を追加したバリエーションであるNuke Copsは、細工されたURLリクエストによってセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にセキュリティチェック機能を回避してインストレーションパス情報を奪取されたりSQLインジェクションを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/06/03 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:6.5以降
 影響を受ける環境:あらゆるOS
 回避策:公表されていません

▽ Oscnukelite───────────────────────────
 コンテンツ管理およびEコマースシステムであるOscnukeliteは、細工されたURLリクエストによってセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にセキュリティチェック機能を回避してインストレーションパス情報を奪取されたりSQLインジェクションを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/06/03 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:3.1およびそれ以前
 影響を受ける環境:UNIX、Linux、Windows
 回避策:公表されていません

▽ osc2nuke─────────────────────────────
 コンテンツ管理およびEコマースシステムであるosc2nukeは、細工されたURLリクエストによってセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にセキュリティチェック機能を回避してインストレーションパス情報を奪取されたりSQLインジェクションを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/06/03 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:7.xおよびそれ以前
 影響を受ける環境:UNIX、Linux、Windows
 回避策:公表されていません

▽ PHP-Nuke─────────────────────────────
 ニュースベースWebサイトの作成、管理ソフトであるPHP-Nukeは、細工されたURLリクエストによってセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にセキュリティチェック機能を回避してインストレーションパス情報を奪取される可能性がある。 [更新]
 2004/06/03 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:7.3およびそれ以前
 影響を受ける環境:UNIX、Linux、Windows
 回避策:公表されていません


<その他の製品> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽ Opera──────────────────────────────
 WebブラウザであるOperaは、ショートカットアイコン機能が適切なチェックをしていないことが原因で複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にアドレスバーURLを詐称される可能性がある。
 2004/06/04 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:7.51以前
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:7.51以降へのバージョンアップ

▽ Linksys WRT54G / BEFSR41─────────────────────
 ブロードバンドルータであるLinksys WRT54GおよびBEFSR41は、WAN 80あるいは443ポートにアクセスすることでセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、たとえリモートアドミニストレーション機能を無効にしていてもリモートの攻撃者にセキュリティ機能を回避してルータにアクセスされる可能性がある。 [更新]
 2004/06/02 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:2.02.7
 影響を受ける環境:Linksys WRT54G、BEFSR41
 回避策:公表されていません

▽ TinyWeb─────────────────────────────
 TinyWebは、細工されたHTTP GETスクリプトによってセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にCGIスクリプトをダウンロードされる可能性がある。 [更新]
 2004/06/01 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:1.92
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:公表されていません

▽ WildTangent───────────────────────────
 Webドライバやバナー広告を含むゲーム用のプラグインであるWildTangentは、WTHosterおよびWebDriverが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。[更新]
 2004/05/31 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:4.0
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:4.1以降へのバージョンアップ

▽ Orenosv Server──────────────────────────
 Orenosv Serverは、細工されたHTTP GETリクエストによってDoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にアプリケーションをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
 2004/05/27 登録

 危険度:低
 影響を受けるバージョン:0.9.5f
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:公表されていません

▽ Lightweight FTP Server──────────────────────
 FTPサーバであるMollensoftのLightweight FTP Serverは、細工されたCWDコマンドによってバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にサーバをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
 2004/05/25 登録

 危険度:低
 影響を受けるバージョン:3.6
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:公表されていません


<Microsoft>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽ Windows 2000 Advanced Server───────────────────
 Windows 2000 Advanced Serverは、限定された8文字のドメイン名(FQDN)によってセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、攻撃者に期限の切れたパスワードでドメインにアクセスされる可能性がある。 [更新]
 2004/06/02 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:すべてのバージョン
 影響を受ける環境:Windows 2000 Advanced Server
 回避策:ベンダの回避策を参照


<その他の製品> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽ Opera──────────────────────────────
 WebブラウザであるOperaは、ショートカットアイコン機能が適切なチェックをしていないことが原因で複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にアドレスバーURLを詐称される可能性がある。
 2004/06/04 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:7.51以前
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:7.51以降へのバージョンアップ

▽ TinyWeb─────────────────────────────
 TinyWebは、細工されたHTTP GETスクリプトによってセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にCGIスクリプトをダウンロードされる可能性がある。 [更新]
 2004/06/01 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:1.92
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:公表されていません

▽ WildTangent───────────────────────────
 Webドライバやバナー広告を含むゲーム用のプラグインであるWildTangentは、WTHosterおよびWebDriverが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。[更新]
 2004/05/31 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:4.0
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:4.1以降へのバージョンアップ

▽ Orenosv Server──────────────────────────
 Orenosv Serverは、細工されたHTTP GETリクエストによってDoS攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にアプリケーションをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
 2004/05/27 登録

 危険度:低
 影響を受けるバージョン:0.9.5f
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:公表されていません

▽ Lightweight FTP Server──────────────────────
 FTPサーバであるMollensoftのLightweight FTP Serverは、細工されたCWDコマンドによってバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にサーバをクラッシュされる可能性がある。 [更新]
 2004/05/25 登録

 危険度:低
 影響を受けるバージョン:3.6
 影響を受ける環境:Windows
 回避策:公表されていません


<UNIX共通> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽ log2mail─────────────────────────────
 log2mailは、syslogなどによってモニタされているログファイルに細工されたメッセージを送ることでセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
 2004/06/04 登録

 危険度:
 影響を受けるバージョン:
 影響を受ける環境:UNIX、Linux
 回避策:各ベンダの回避策を参照

▽ Kerberos 5────────────────────────────
 Kerberos 5は、krb5_aname_to_localname ()機能などが原因で、バッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/06/02 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:5-1.3.3およびそれ以前
 影響を受ける環境:UNIX、Linux
 回避策:パッチのインストール

▽ Isoqlog─────────────────────────────
 Isoqlogは、parser.cのreadSendmailLogFile ()機能にバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者に権限を昇格される可能性がある。 [更新]
 2004/05/28 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:2.2-BETA
 影響を受ける環境:UNIX、Linux
 回避策:2.2以降へのバージョンアップ

▽ SquirrelMail───────────────────────────
 WebメールシステムであるSquirrelMailは、ユーザ入力を適切にチェックしていないことが原因で複数のセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にSQLインジェクションを実行されたりクロスサイトスクリプティングを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/05/25 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:1.4.3-RC1以前
 影響を受ける環境:UNIX、Linux
 回避策:1.4.3-RC1以降へのバージョンアップ

▽ CVS───────────────────────────────
 ネットワーク対応のバージョン管理システムプログラムであるCVS(Concurrent Versions System)は、エントリライン処理コードが適切なチェックを行っていないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/05/20 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:0.22.2以前
 影響を受ける環境:UNIX、Sun Solaris、BSD、Linux
 回避策:各ベンダの回避策を参照

▽ Rsync──────────────────────────────
 リモートコピープログラムであるRsyncは、モジュールパス処理コードが細工されたパスを適切にチェックしていないことが原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のファイルを上書きされる可能性がある。 [更新]
 2004/05/06 登録

 危険度:中
 影響を受けるバージョン:2.6.1以前
 影響を受ける環境:UNIX、Sun Solaris、BSD、Linux
 回避策:各ベンダの回避策を参照


<Linux共通>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽ PHP───────────────────────────────
 Slackware LinuxのPHPパッケージは、悪意ある共有ライブラリを /tmpディレクトリに置くことでセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。
 2004/06/04 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:4.3.6以前
 影響を受ける環境:Slackware Linux 8.1、9.0、9.1
 回避策:4.3.6以降へのバージョンアップ

▽ Gallery─────────────────────────────
 フォトアルバムプログラムであるGalleryは、認証機能が原因でセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に認証を回避してアクセスされる可能性がある。 [更新]
 2004/06/03 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:1.2〜1.4.3-pl2
 影響を受ける環境:Linux
 回避策:1.4.3-pl2以降へのバージョンアップ

▽ Firebird─────────────────────────────
 データベースプログラムであるFirebirdは、データベース名を適切に扱っていないことが原因でバッファオーバーフローを引き起こされるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、ローカルの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/05/25 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:1.0
 影響を受ける環境:Linux
 回避策:1.5.0以降へのバージョンアップ

▽ Metamail─────────────────────────────
 EメールからMIME情報を抽出するアプリケーションであるMetamailは、metamail.cファイルのプリントヘッダ機能などが原因でバッファオーバーフローを引き起こされたりフォーマットストリング攻撃を受けるセキュリティホールが存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
 2004/02/19 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:2.7およびそれ以前
 影響を受ける環境:Linux

▽ xpcd───────────────────────────────
 xpcdは、細工されたHOME環境変数を適切にチェックしていないことが原因で、バッファオーバーフローの問題が存在する。攻撃者にこのセキュリティホールを悪用された場合、ローカルから任意のコードを実行される可能性がある。 [更新]
 2003/06/18 登録

 危険度:高
 影響を受けるバージョン:2.0.8
 影響を受ける環境:Linux
 回避策:各ベンダの回避策を参照


◆アップデート情報
───────────────────────────────────
●SlackwareがPHPのセキュリティアップデートをリリース
───────────────────────────────────
 SlackwareがPHPのセキュリティアップデートをリリースした。このアップデートによって、ローカルの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される問題が修正される。


Slackware Security Advisories
http://www.slackware.com/security/list.php?l=slackware-security&y=2004

───────────────────────────────────
●Debianがlog2mailのアップデートをリリース
───────────────────────────────────
 Debianがlog2mailのアップデートをリリースした。このアッデートによって、攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される問題が修正される。


Debian Security Advisory
http://www.debian.org/security/

───────────────────────────────────
●Mandrake Linuxがkrb5のアップデートをリリース
───────────────────────────────────
 Mandrake Linuxがkrb5のアップデートをリリースした。このアップデートによって、リモートの攻撃者にシステム上で任意のコードを実行される問題が修正される。

MandrakeSoft Security Advisory
http://www.mandrakesecure.net/en/advisories/

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

    ランサムウェア被害の原因はスターティア社の UTM テストアカウント削除忘れ

  2. 護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

    護衛艦いなづまの艦長、資格のない隊員を特定秘密取扱職員に指名し懲戒処分

  3. 「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

    「意識を高揚させよう」と思い特定秘密の情報を知るべき立場にない隊員に特定秘密の情報を漏らす、懲戒処分に

  4. モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

    モリサワ他と損害賠償金4,500万円支払で調停成立~フォント不正コピーの印刷会社

  5. メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

    メディキットホームページに不正アクセス、閲覧障害に

  6. 信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

    信和へのランサムウェア攻撃で窃取された情報、ロックビット摘発を受けてリークサイトが閉鎖

  7. クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

    クラウド労務管理「WelcomeHR」の個人データ閲覧可能な状態に、契約終了後も個人情報保存

  8. 日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

    日本は悪意ある内部犯行による漏えいが 12 ヶ国中最小、プルーフポイント「Data Loss Landscape 2024(情報漏えいの全容)」日本語版

  9. セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

    セガ フェイブが利用するメールシステムに不正アクセス、フェニックスリゾートが保有する個人情報が流出した可能性

  10. 「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

    「ジャンクガン」下流サイバー犯罪者が見るランサムウェアギャングの夢

ランキングをもっと見る