イーバンクの「セキュリティ対策」はフィッシング詐欺には無効?
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インターネット銀行であるイーバンクがフィッシング詐欺対策として行ったログイン画面の変更を疑問視する意見が増えている。フィッシング詐欺とは、銀行などを装ったメールやサイトによって、ユーザ情報を盗み出そうとするもの。
イーバンクは9月6日、この対策としてログイン画面にアドレスバーやステータスバーを表示、URLを確認できるようにした。また、ユーザが支店番号、口座番号、ログインパスワードの最初の4 文字を入力した段階でキーワードが表示されるログイン方法を新たに追加した。これによって、アクセスしているサイトが本物かどうかを見分けられるというわけだ。
しかし、このログイン方法でもフィッシング詐欺対策にはならない。ブラウザの一部あるいは全部を本物のサイトに中継することが可能であるためだ。これは、ブラウザというひとつの方法しか使用しない限り、フィッシング詐欺が可能ということでもある。
メディアの報道によって、このような対策を確実、安全なものと認識してしまうことに一番の問題が存在する。ユーザはもちろん、サービスを提供する側も同じ認識を持ち、同様のシステムを導入する危険性がある。つまるところ、ユーザ自身がサイトやメールの信頼性を疑うしか、フィッシング詐欺を回避できないのが現状なのだ。
素人がやってはいけないセキュリティの「大発明」
http://www.st.ryukoku.ac.jp/%7Ekjm/security/memo/2004/10.html#20041012_ebank
《ScanNetSecurity》