Google、やっとデスクトップ検索の脆弱性を修正
Andrew Orlowski(San Francisco)
2004年10月21日(木)23:07 GMT
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2004年10月21日(木)23:07 GMT
Google によると、Google のデスクトップ検索製品 Desktop Search に最初の不具合が発見されたが、問題は既に修正された。不具合は JavaScript の脆弱性を悪用するもので、ローカルのハードドライブで行った検索結果がサードパーティの Web サイトに表示されてしまうものだ。Google は 4 日かけてこの問題を修正した。しかし、問題の提起した Javascript の専門家によると、まだ完全に修正されていないという。
comp.lang.javascript FAQ を運営している ソフトウェア開発者 Jim Ley 氏は月曜に、自身の Weblog で Google の不具合を発表した。しかし、誰も気づいてくれなかった。また security@google.com に送った電子メールも宛先不明で戻ってきた。Ley 氏は途方に暮れてセキュリティ・ホットラインの電話番号を探した。
木曜日、同氏はそのバグを悪用する潜在的アプリケーションを作成し、自身のサイトに掲載した( http://jibbering.com/blog/index.php?p=148 )。それはフィッシング詐欺の手口で、Google が定期購読サービスとなった旨を告知し、ユーザに自身のクレジットカード情報を入力させるものだ。しかし、依然として反応はなかった。
[情報提供:The Register]
http://www.theregister.co.uk/
[翻訳:関谷 麻美]
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
《ScanNetSecurity》