10月に発生したウイルスインデックスを発表(英クリアスウィフト) | ScanNetSecurity
2025.12.21(日)

10月に発生したウイルスインデックスを発表(英クリアスウィフト)

 英クリアスウィフト社は11月11日、10月度のウイルスインデックスを発表した。ウイルスインデックスによると、10月に発生したウイルスでは「W32/Netsky-P」が35.8%と最も多く、「W32/Netsky-D」が11.4%、「W32/Zafi-B」が10.9%と続いている。また「Bofra」については

製品・サービス・業界動向 業界動向
 英クリアスウィフト社は11月11日、10月度のウイルスインデックスを発表した。ウイルスインデックスによると、10月に発生したウイルスでは「W32/Netsky-P」が35.8%と最も多く、「W32/Netsky-D」が11.4%、「W32/Zafi-B」が10.9%と続いている。また「Bofra」については、パッチが適用されていないMicrosoft Internet Explorerのバッファオーバーフローの脆弱性を利用してシステムに感染するとのこと。このワームは、1週間前の11月2日にFull Disclosureセキュリティリストに掲載されたばかりのPoC(脆弱性実証)コードを利用しており、ウイルス作成者がこれだけ迅速にワームを作成できること自体、注目に値するとしている。同社では、ThreatLabによるMyDoomの亜種「Bofra」の分析結果を受け、ウイルス対策にマルチレイヤ型の防御策を講じるよう企業に呼びかけている。

http://www.clearswift.co.jp/news/PressReleases/index.php?f=041111.dat

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

    第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

  2. 能動的サイバー防御関連法案と日本の役割の変化ほか ~ NTTデータグループ「サイバーセキュリティに関するグローバル動向四半期レポート(2025 Q1)」

    能動的サイバー防御関連法案と日本の役割の変化ほか ~ NTTデータグループ「サイバーセキュリティに関するグローバル動向四半期レポート(2025 Q1)」

  3. ネットワーク機器設定ミスが原因 ~ EMシステムズ運営のクラウド版システムで障害

    ネットワーク機器設定ミスが原因 ~ EMシステムズ運営のクラウド版システムで障害

  4. アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

    アスクル社長「可能な限り詳細にご報告いたします。サイバー攻撃対策の一助となりましたら幸い」

  5. 社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用

    社内システム不当操作 送配電事業者の従業員が電気を約 9 年間不正使用

ランキングをもっと見る
PageTop