ジンバブエ政府のウェブサイト改ざん
ジンバブエ共和国で政府のウェブサイトがハッカーの攻撃を受け、改ざんされ、現在諜報機関が調査中だ。
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事件は、英国のハッカーの犯行声明を受け、『New Zinbabwe.com』が、政府ウェブサイトがダウンしているのを確認したものだ。『New Zinbabwe.com』の電話インタビューに対して、ハッカー側は「ウェブを改ざんして『ムガベ大統領は暴君だ』といったスローガンに書き換えた。全サイトをこのスローガンにしてしまうのが目標だ」と話している。
さらにハッカー側は強気で「政府サイト全体が機能停止したとき、目標はほぼ達成するところであり、インターネットのセキュリティレベルは低いので、引き続き攻撃を続ける」という。ウェブサイトは1月31日から2日間ほどサービスを停止していたが、2月3日現在、回復している。
ジンバブエは1980年にムガベ大統領が就任し、イギリス植民地時代に続く白人政権を破り独立した。しかし、同大統領は20年以上にわたり政権を維持しており、公正な選挙が行われていないなど、白人に対する圧政により、国際社会からも強い批判を受けている。
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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