複数ベンダのSpamAssassin 3.0.3でMessage.pmのヘッダ処理にDoS攻撃を受ける脆弱性が見つかる | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

複数ベンダのSpamAssassin 3.0.3でMessage.pmのヘッダ処理にDoS攻撃を受ける脆弱性が見つかる

サイバーディフェンス社からの情報によると、複数ベンダのOSディストリビューションに含まれているApache Software FoundationのSpamAssassinに、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。iDEFE

製品・サービス・業界動向 業界動向
サイバーディフェンス社からの情報によると、複数ベンダのOSディストリビューションに含まれているApache Software FoundationのSpamAssassinに、リモートから攻撃可能な脆弱性が見つかった。これにより、DoS攻撃を受ける可能性がある。これは設計上の欠陥である。iDEFENSEでは、この問題に対する攻撃コードの存在を確認していない。また、ベンダからパッチがリリースされているが、暫定処置は公開されていない。この脆弱性はlib/Mail/SpamAssassin/Message.pmに存在し、マルチパートメッセージのヘッダと本文が適切に分離されないために発生する。MIME境界が存在しないメッセージが解析されると、メッセージ全体がヘッダデータのブロックとして処理される。このため、非常に長いメッセージが処理されると、大量のリソースが消費される。


※この情報は株式会社サイバーディフェンス( http://www.cyberd.co.jp/ )より提供いただいております。
サイバーディフェンス社の CyberNoticeBasic サービスの詳細については下記のアドレスまでお問い合せください。
 問い合わせ先: scan@ns-research.jp
 情報の内容は以下の時点におけるものです
 【11:31 GMT、6、17、2005】

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  2. 給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

    給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

  3. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  4. 駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

    駿河屋.JP への不正アクセス、30,431 件のカード情報漏えいの可能性

  5. HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

    HENNGE One、iPad 受付システム「Smart at reception」へ SSO 連携

ランキングをもっと見る
PageTop