AMCから流出した個人情報に、ビッダーズの顧客が含まれていることが判明 | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

AMCから流出した個人情報に、ビッダーズの顧客が含まれていることが判明

 株式会社ディー・エヌ・エーは8月9日、「楽天市場」に出店している株式会社センターロード(AMC)の取引による個人情報の流出について、AMCから流出した情報の中にディー・エヌ・エーが運営するオークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」内のAMC店舗での取引によ

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 株式会社ディー・エヌ・エーは8月9日、「楽天市場」に出店している株式会社センターロード(AMC)の取引による個人情報の流出について、AMCから流出した情報の中にディー・エヌ・エーが運営するオークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」内のAMC店舗での取引による個人情報が含まれていることが判明したと発表した。

 流出が確認された個人情報は商品数ベースで28,984件あり、ここから重複分を削除すると8,456人分となった。内容は氏名、住所、電話番号、メールアドレス、商品タイトル。クレジットカード情報などの決済に関する情報の流出は確認されていないとしている。

 7月23日に楽天から情報流出の発表があった時点では、「ビッダーズ」の同店舗における取引による個人情報が流出した事実は確認できず、並行して行った社内調査でも情報システムへの不正アクセスなど、同社内から情報が流出した事実は確認できなかったという。

 しかし8月7日、同店舗での取引に関して流出した個人情報の中に「楽天の顧客情報以外の個人データとみられる情報も含まれている」との報道が一部マスコミでなされた。これを受け、同社は同日に楽天、AMCおよび報道機関などに再度情報の提供を求めるとともに、「ビッダーズ」で同店舗を利用したことがあるユーザに対し、クレジットカードの不正請求などに関して注意を喚起するメールを配信した。

 8月8日、クレジットカード会社に対して「ビッダーズ」の同店舗で使用履歴のあるクレジットカードについて、使用状況の監視を依頼するとともに、情報周知を図るため、その時点までに把握された事実と同社の対応について、「ビッダーズ」および同社ホームページに掲載した。そして8月9日、大手報道機関が保有する同店舗の取引データを閲覧することが可能となり、「ビッダーズ」の取引データと照合を行った結果、「ビッダーズ」内の同店舗における取引に係る個人情報が含まれていることを確認したという。

 同社では、個人情報保護を経営の最重要課題の一つとして認識し、社長を委員長とする「個人情報管理委員会」を中心として取り組んでいる。しかし、同社が運営する「ビッダーズ」の店舗に関し、このような事態が発生したことを厳粛に受け止め、再発防止に努めていくという。

ビッダーズの店舗における取引に係る個人情報の流出について
http://www.dena.ne.jp/press/release_2005/20050809.html

《ScanNetSecurity》

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