10月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表(独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC))
情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は、10月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。
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報告によると、10月のコンピュータウイルス届出件数は4,071件で、9月の4,723件から13.8%減少、検出数は約319万個で、9月の約323万個から1.4%の減少となっている。
ウイルス検出数の1位は「W32/Netsky」で、総検出数の約8割にあたる約246万個が検出された。また、10月の不正アクセス届出件数は22件。そのうち被害があったのは15件で、内訳は、侵入10件、メール不正中継1件、その他が4件となっている。
この他にも、アダルトサイトで画像をクリックしただけで料金を請求されてしまうという、いわゆる「ワンクリック不正請求」の相談がここ数ヶ月間で激増しており、10月はついに108件(7月は28件)を記録。
同センターでは、画面に書かれていることを良く読み、少しでも“あやしい"と感じたら、その先には進まない方が賢明とアドバイスしている。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2005/11outline.html
《ScanNetSecurity》