携帯端末をターゲットとしたマルウェアが100種類以上に、F-Secureが発表
F-Secure社のブログ「News from the Lab」からによると、携帯端末をターゲットとしたマルウェアが100種類以上になったと発表した。同社が先週、携帯端末向けマルウェアの統計を作成したところ、103のマルウェアを確認したという。最新のものは「Skulls.U」であった。もっ
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携帯電話をターゲットとしたマルウェアの傾向は、初期のPC向けマルウェアに類似しており、趣味やアマチュアによって作成されたものがほとんどで、犯罪組織などとの関係は見受けられなかった。しかし、最近はマルウェアのサンプルを元に、より悪質なマルウェアを作成する大きいグループの存在が感じられるようになったという。
現在、携帯端末をターゲットとしたマルウェアは、Bluetooth、MMS、携帯端末あるいはPCからのダウンロード、メモリーカードなどを経由して感染している。認知されているマルウェアはまだ重大な状況に至っていないが、確実に悪化しており、これらを防ぐためには、端末へのウイルス対策ソフトウェアの導入が不可欠だとしている。
F-Secure:More than 100 known mobile malware variants
http://www.f-secure.com/weblog/archives/archive-112005.html#00000704
《ScanNetSecurity》