JR西日本の会員情報が流出、名簿を購入した仏像販売会社から勧誘電話
西日本旅客鉄道株式会社は12月16日、同社が運営する「JR西日本ジパング倶楽部」の会員に関する情報の一部が流出していたことが判明したと発表した。また、この名簿を購入したとする仏像販売会社から、該当する会員の一部に勧誘電話があったという。
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流出した会員情報は約12万名に上り、その内容は2府14県にわたる70〜75歳の会員の氏名、生年月日、住所、郵便番号、電話番号で、2003年8月末頃の情報だという。複数の会員から「JR西日本ジパング文化事業部などと名乗る高額な仏像の電話セールスを受けた」と問い合わせがあり発覚した。
仏像販売会社では、名簿会社から52,392名分の個人情報が記録されたCD-ROM一枚を購入しており、これを元に電話勧誘を行った。また名簿会社は、126,680名分の会員情報が記録されたCD-ROM2枚を2004年12月に入手したとしている。これらの会員情報はJR西日本に返還された。
JR西日本:ジパング倶楽部会員情報の流出について
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/051216b.html
JR西日本:個人情報流出に関するお詫びとお知らせ
http://www.zipangu-club.com/owabi.html
《ScanNetSecurity》