2005年度ウイルス感染被害年間レポートを発表(トレンドマイクロ)
トレンドマイクロ株式会社は、2005年度のウイルス感染被害年間レポートを発表した。
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発表では、日本国内におけるウイルス感染被害報告数は41,749件と、昨年同時期の件数(63,657件)に比べて大きく減少、また一昨年の45,238件と比べても被害の総件数はやや減少している。
2005年は、不正プログラムの傾向の変化が顕著に現れた一年で、1種類のウイルスが世界的に大流行して目立つようなことはなく、被害は分散されていた。多種類のウイルスそれぞれに小規模な感染が報告される傾向にシフトしたといえる。
今後はマスメール型ワームが日本において大流行する可能性はほとんどなくなっていくと予測しており、被害の分散傾向がますます進み、狙われた際の被害は金銭の詐取など直接的で甚大なものになることが予想されるという。
http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2005/mvr2005s.htm
《ScanNetSecurity》