悪意あるrootkitアプリケーションからユーザをプロアクティブに保護する技術を開発 (キヤノンシステムソリューションズ)
キヤノンシステムソリューションズは1月13日、スロバキアのEset社が「rootkit」と呼ばれる脅威を事前対応的に検出する技術を開発したと発表した。rootkitは、感染システム上で自らを隠蔽し、アンチウイルスソフトによる検出を免れようとするする特殊なマルウェア。
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従来型のマルウェアは、最新のシグネチャを適用したうえでスキャンを行うことで駆除が可能だが、rootkitの場合は、最新シグネチャを適用した状態でシステムスキャンを行っても検出されない。このため、システムへの侵入が行われようとした時点で、侵入をプロアクティブにブロックする技術を開発。EsetのチーフソフトアーキテクトRichard Markoは「同検出技術は、ThreatSenseテクノロジーの一部である新世代のインテリジェントシグネチャに基づくもの。真に革新的な方法でEsetのテクノロジーに実装されている」と語った。
http://canon-sol.jp/product/nd/esetnews/index.html#rk
《ScanNetSecurity》