「シマンテック コンシューマセキュリティトピック」を発表
株式会社シマンテックは3月22日、「シマンテック コンシューマセキュリティトピック」を発表した。これは、同社が世界中に配備したセンサーが検知するインターネット上の脅威に関して、半年に一度その分析情報をまとめている「インターネットセキュリティ脅威レポート(
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発表によると、全メールに占めるスパムメールの割合は平均50%で、2005年上半期から11%のポイント減少となり、スパムメールは世界的には減少傾向にある。発信国で見ると、日本発信のスパムメールの比率は3%で、2005年上半期の報告に比べ1%増加、発信国の中で第7位(前回8位)となった。
しかし、スパムメールが全体的に約10%減少したにもかかわらず、ブロックされたフィッシングメールの総数は、2005年上半期の約10億4000万件から44%増加し、約14億5000万件に達した。1日あたりのフィッシングメールの数は、前期の570万件から792万件まで増加し、ピーク時には1日1,700万件に達することもあった。これは、119通のメールにつき1通がフィッシングメールという計算になる。
シマンテック
http://www.symantec.com/region/jp/index.html
《ScanNetSecurity》