一般ユーザの84%がネット利用中に何らかの迷惑行為に遭遇、トレンドマイクロが調査結果を発表
トレンドマイクロ株式会社は5月8日、「インターネットの利用動向」に関するアンケート調査の結果を公開した。この調査は3月24日から3月27日にかけて、18歳以上の一般インターネットユーザ3,971名を対象、アンケート調査を行ったもの。調査結果によると、一般ユーザの84%
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インターネット利用時における迷惑行為の被害状況では、84%のユーザが「迷惑メールが送られてくる」、「知らないポップアップメッセージが出る」などといった迷惑行為に遭った経験があるという現状が明らかになった。最も多かった迷惑行為は「大量の迷惑メールが送られてくるようになった」であり、「知らないポップアップメッセージが出てくる」、「次々と大量の広告が表示される」と続いた。さらに、「銀行口座の番号が盗まれ、預金が引き落とされた」という回答もあった。
ウイルス対策ソフトおよび総合セキュリティソフトの利用率(体験版、月額版、OEMバンドルを含む)に関しては、約3人に1人のユーザが、未だウイルス対策ソフトや総合セキュリティソフトによるインターネット利用におけるセキュリティ対策を行っていないことが明らかになった。また、これらのソフトの利用者に対し、ウイルス対策において非常に重要であるパターンファイルに対する認識に関して質問したところ、「名前と内容を知っている」と回答したユーザは35%と低い結果になり、このうちパターンファイルの更新を「自動で毎日」行っているユーザは48%と半数を下回る結果となった。
トレンドマイクロ:一般ユーザのインターネット利用動向調査結果を発表
http://www.trendmicro.com/jp/about/news/pr/archive/2006/news060508.htm
《ScanNetSecurity》