プライバシーマーク認定事業者の個人情報事故は168社、190件
財団法人日本情報処理開発協会 プライバシーマーク事務局は7月10日、「平成17年度の個人情報の取り扱いにおける事故報告にみる傾向と注意点」を発表した。この報告によると、平成17年度の1年間に、同協会および各指定機関で受け付けた、プライバシーマーク認定事業者の個
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また、平成17年度の1年間に、同協会で受け付けた、事業者(プライバシーマーク認定事業者、申請中事業者、申請検討中事業者)からの個人情報の取り扱いにおける事故などの報告は382社、554件であった。このうち認定事業者からの報告は128件(144件)、申請中事業者は168件(208件)、申請検討中事業者は86社(202件)であった。
事故の内容は、報告があった554件のうち紛失、漏洩が532件と全体の96%を占めた。これを原因別に分けると、誤配送など(誤配送、誤封入、誤送付、印刷ミスなど)が396件と全体の71.5%を占めた。このほか盗難によるものが84件、メール配信ミスが44件、Winnyなどファイル共有ソフトによるものが8件だった。
財団法人日本情報処理開発協会 プライバシーマーク事務局:平成17年度の個
人情報の取り扱いにおける事故報告にみる傾向と注意点
http://privacymark.jp/ref/H17JikoHoukoku.pdf
《ScanNetSecurity》
