管理者が知っておきたい 攻撃ツールの基礎の基礎(3)「攻撃ツールの特徴」
執筆:株式会社ラック 五島 扶美恵
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■攻撃ツールの特徴
攻撃ツールの種類により、以下のような特徴があります。
●能動的攻撃用ツール
・リモート攻撃用ツールの多くは、重要アカウント (管理者権限や SYSTEM 権限など) の権限を奪取し、バックドアを立ち上げるコードなどが含まれています
・ローカル攻撃用ツールの多くは、重要アカウントの権限を奪取し、シェルを立ち上げるコードが含まれています
リモート攻撃では、標的システムに直接悪意あるリクエストを送信するため、標的システムの IP アドレスが必須になります。攻撃ツールのオプション機能として、攻撃成功後にオープンするバックドアのポート番号が指定可能なものも存在します。ローカル攻撃では、IP アドレスは不要なため、そのまま標的システム上でツールを実行するだけのものが多くを占めます。
●受動的攻撃用ツール
・攻撃に利用するファイル (アプリケーションファイルや画像ファイルなど)を作成するものが多く存在します
・標的ユーザよりも上位の権限を奪取します
・ユーザの作成や、バックドアを立ち上げるコードなどが含まれています
受動的攻撃は…
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(1)「防御の知識だけでは対応できない」
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(2)「攻撃ツールの種類」
https://www.netsecurity.ne.jp/3_8756.html
(3)「攻撃ツールの特徴」
https://www.netsecurity.ne.jp/3_8801.html
(4)「攻撃ツールの開発言語」
https://www.netsecurity.ne.jp/3_9048.html
(5)「攻撃ツールの自動作成」
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(6)「攻撃ツールを分析する」
https://www.netsecurity.ne.jp/3_9958.html
●執筆
五島 扶美恵
株式会社ラック( http://www.lac.co.jp/ )
SNS事業本部 JSOC事業部 技術部
ぺネトレーションテストを専門とする。コンサルティング事業部、コンピュータセキュリティ研究所等を経て、現在はラック脆弱性データベース「SNSDB」の情報調査や脆弱性の検証等を担当している。
【関連URL】
JSOC
http://www.lac.co.jp/business/jsoc/
株式会社ラックのペネトレーションテスト
http://www.lac.co.jp/business/sns/consulting/inspection/diagnosis.html
──
(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)
http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec
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