シマンテックが月例スパムレポート、画像スパムの割合が引き続き低下傾向 | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

シマンテックが月例スパムレポート、画像スパムの割合が引き続き低下傾向

株式会社シマンテックは6月11日、2007年5月の「シマンテック月例スパムレポート」を発表した。これによると、5月のスパム活動は全体的には過去数ヶ月安定傾向が続いているが、4月に引き続いて画像スパムの割合が低下していることが特徴となっている。インターネット上の

製品・サービス・業界動向 業界動向
株式会社シマンテックは6月11日、2007年5月の「シマンテック月例スパムレポート」を発表した。これによると、5月のスパム活動は全体的には過去数ヶ月安定傾向が続いているが、4月に引き続いて画像スパムの割合が低下していることが特徴となっている。インターネット上の全スパムにおける画像スパムの割合は16%で、4月末の27%よりさらに減少した。1月のピーク時の52%以来、大幅な減少が続いている。

また、5月のSMTP層における全送信メッセージの中のスパムの割合は1ヶ月間ほぼ安定しており、平均すると65%前後であった。詐欺メール攻撃とフィッシング攻撃は引き続き増加傾向にあり、13%となった。このほか、シマンテックは今月の注目すべきスパム手法として、画像参照のためのURLやリンクを貼り付けたスパムや「母の日」を利用したスパム、ナイジェリアの刑法419条(詐欺罪)から命名された「419」スパムの新手法などが見られたとしている。

シマンテック:The State of Spam A Monthly Report -June 2007(英語版)
http://www.symantec.com/avcenter/reference/Symantec_Spam_Report_-_June_2007.pdf

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. 感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

    感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

  5. サトーの海外グループ会社が利用するクラウドサービスに Oracle E-Business Suite に存在するゼロデイ脆弱性を悪用したサイバー攻撃

    サトーの海外グループ会社が利用するクラウドサービスに Oracle E-Business Suite に存在するゼロデイ脆弱性を悪用したサイバー攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop