シンクライアント方式のセキュアな3次元CADソリューションを発売(NEC)
日本電気株式会社(NEC)は6月11日、トヨタケーラム(TCI)、NECネクサソリューションズと共同で開発した、業界初の「3次元CADシンクライアントソリューション」を発売開始した。
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同ソリューションは、TCIのシンクライアント対応3次元CADソフトウェア「Caelum XXen on Ardence(ケーラム ゼン オン アーデンス)」と、 ソフトウェア「Ardence」「System Management for Ardence」及びサーバハードウェア「Express5800/50、100シリーズ」からなるNECのネットブート型シンクライアントシステムを組み合わせたもの。サーバに格納している設計データや設計環境(OSやCADソフトなど)を設計者が利用時にクライアント端末側にダウンロードし、端末側のCPUやグラフィック性能を用いてデータを処理するシンクライアント方式なため、重要な設計データの紛失や漏洩を回避でき、セキュアなチーム設計環境を実現可能。また、設計者がシンクライアント端末を使用しない夜間に、サーバから各端末を起動し、端末のCPUパワーを活用しながら大量のデータ変換を一括処理する機能なども備えている。価格は135万円(税別)/端末1台〜。
http://www.nec.co.jp/press/ja/0706/1101.html
《ScanNetSecurity》