長野県箕輪町がシンクライアントシステムを導入、端末200台を完全に移行(サン・マイクロシステムズ)
サン・マイクロシステムズ株式会社は7月2日、長野県上伊那郡箕輪町の情報系システムに同社シンクライアント端末「Sun Ray Virtual Display Client」が全面的に採用され、7月1日から本稼働を開始したことを発表した。同県内では昨年12月に導入した辰野町に続いて2件目。
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箕輪町では、採用にあたって同システムをすでに利用している東京都江東区や辰野町を視察し、情報系システムにおける高度なセキュリティポリシーへの対応、運用・管理面での煩わしさの排除、TCOの大幅削減について高いレベルの要求に応えることができるシステムを評価して全面的な導入を決定。従来使用してきたPC端末の更新時期である2007年7月を機に、役場の情報系端末200台をSun Rayの端末に全面的に移行した。
さらに、基幹のSun Rayサーバ及びWindows Terminalサーバ計8台にはAMD Opteronプロセッサを搭載したx64サーバ「Sun Fire X4100」を採用。従来使用していたアプリケーションがそのまま利用できる環境を維持しつつ、セキュリティレベルやコストパフォーマンスの向上を図っている。また、Sun Rayへのアクセスに使用するスマートカードを職員証として活用することで、職員のセキュリティ意識の向上とシステムにおける実際のセキュリティレベルの向上を同時に実現している。
http://jp.sun.com/company/Press/release/2007/0702.html
《ScanNetSecurity》