NECアクセステクニカ製の無線LAN機器に動作が停止する不具合
NECアクセステクニカ株式会社は7月17日、同社製の無線LAN機器の一部において、動作が停止する事象が発生することを確認したと発表した。現在のところ、KDDI株式会社の「DIONブロードバンドサービス」、NECビッグローブ株式会社向け「無線LANレンタルサービス」、ソフトバ
製品・サービス・業界動向
業界動向
KDDIでは、2004年10月〜2007年1月に出荷された「DIONブロードバンドサービス」用無線LAN機器(NECアクセステクニカ製Aterm WL5400APおよびAterm WL54TE)で、総数は16,551台。またNECビッグローブでは、同時期にレンタルされた同製品478台が対象。ソフトバンクテレコムも同様で529台が対象となる。ともに全数が無償交換される。
不具合は、機器内部に使用している電気部品の経年劣化により、電源回路が停止し、機器の動作が停止することがあるというもの。なお、動作停止時に、ごくまれに微少の煙が発生することがあるが、難燃性素材を採用しているため火災発生の可能性はないとしている。また、発生する煙についても健康に影響を与える有害物質は含まれていないという。
KDDI:「DIONブロードバンドサービス」用無線LAN機器の不具合について
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0717/index.html
BIGLOBE:「無線LANレンタルサービス」をご利用中のお客様へのお詫びとお願い
http://support.biglobe.ne.jp/news/news160.html
ソフトバンクテレコム:「ODNブロードバンドサービス」用無線LAN機器不具合について
http://www.softbanktelecom.co.jp/release/2007/jul/0717/index.html
《ScanNetSecurity》