2007年7月のウイルスTOP20を発表(カスペルスキー)
株式会社Kaspersky Labs Japanは8月1日、2007年7月のウイルスTOP20を発表した。発表によると、2007年7月は全体的には、6月26日に最初に確認されたのち7月初めにピークを迎えた「Warezov.pk」の現象を除いては、状況は安定しており、実際にランキングがここまで安定してい
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5月にトロイの木馬「Agent.bqs」を通じて構築されたボットネットの活動は、6月の始動期間を経て7月には本格化した。このソンビネットワークにより広まった、同ファミリーの別種である「Warezov」は今回首位にランクしており、メールトラフィックにみられる悪性コードの22%を占めた。亜種は6月の4種類から7月は1種類となったが、これは勢いが衰えたというわけではなく、逆に7月の首位によりさらに多くのスパムやウイルスメールが誘発され、数ヶ月の間に昨年10月に発生した「Warezov」の猛威のような事態に至る可能性があるとしている。
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207575544
《ScanNetSecurity》