サイバー攻撃に神経をとがらせる米国
米国の国土防衛と国民の安全のために設立された国土安全保障省。2001年9月11日に起きた同時多発テロをきっかけに生まれた機関で、国家の安全に極めて重要な役割を果たしている。この機関が、外国からのサイバー攻撃により、繰り返し侵入を受けており、ネットワークのセキ
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業者のサイバーセキュリティ能力について疑問を投げかけたのは、下院国土安全保障委員会のベニー・トンプソン委員長だ。国土安全保障委員会の監察官に対し、
・2005年に『Time』誌が報じた国防省のシステムへの中国のハッカーからの攻撃
・2006年、商務省と国務省のネットワークへの、中国とみられる海外からの侵入を受けた
・2007年6月、『Financial Times』が報道した、中国人民軍による国防省のネットワークへのハッキング
など、国外からのサイバー攻撃にさらされていることを挙げて、セキュリティ問題の可能性を21日付の書簡で指摘している。
委員会では4月30日に既に独自で調査を開始しており、その結果…
【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】
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