日本ベリサイン、インターネットユーザのセキュリティに関する意識調査の結果を発表
日本ベリサイン株式会社は11月20日、「インターネットユーザのインターネットセキュリティに関する意識調査」の結果を発表した。本調査は、個人インターネットユーザ800名を対象に11月2日から4日にかけて実施したもの。調査結果によると、インターネットサービスを利用す
製品・サービス・業界動向
業界動向
インターネットサービスを利用する際に安全性を確保するために確認することでは、「SSL対応していること」との回答が67.3%と最も多く、「有名な企業であること」が続いた。また、「プライバシーマークがあること」が28.2%なのに対し「SSL対応シールの掲示があること」の回答が29.4%となっており、ユーザはプライバシーマークだけでなく、実際にSSL対応しているかどうかを判断基準としていることが判明した。フィッシング詐欺に対する対応策については、フィッシングサイトに対してある程度の知識のある人が67.4%いるのに対し、対策を知らないので取っていない人が36.8%、対策を知っていてとっていない人とあわせると58.3%となり、個人情報の漏洩に対する意識と比較するとフィッシング詐欺被害防止の意識は低い。
EV SSL証明書に対する意識については、「まったく知らない」と回答した人が68.4%と、認知度がかなり低かった。文章とスクリーンショットによるEV SSL証明書の説明のあとの、EV SSL証明書を導入している企業に対するイメージについての質問に対しては、「セキュリティ対策としては不十分だ」と回答した人は3.9%と少なく、大多数がEV SSL証明書によるWebサイトのセキュリティの高さを感じており、同時に「企業がセキュリティ対策に取り組んでいる」(76.4%)、「企業が利用者の安全性を確保しようとしている」(72.3%)と、企業のセキュリティ対策と顧客の安全を確保する姿勢を高く評価する意見が多かった。
日本ベリサイン
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《ScanNetSecurity》