マカフィー、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書を発表 | ScanNetSecurity
2025.10.06(月)

マカフィー、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書を発表

マカフィー株式会社は12月6日、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書「McAfee Virtual Criminology Report Vol.3」の日本語版を発表した。報告書によると、「政府および関係諸機関は、インターネットを使って、サイバー諜報活動、サイバー攻撃を相互に行っている

製品・サービス・業界動向 業界動向
マカフィー株式会社は12月6日、サイバーセキュリティに関する年次研究報告書「McAfee Virtual Criminology Report Vol.3」の日本語版を発表した。報告書によると、「政府および関係諸機関は、インターネットを使って、サイバー諜報活動、サイバー攻撃を相互に行っている」「電力、航空管制、金融市場、政府システムなど、重要な国家インフラのネットワークシステムがターゲット」「現在、120 ヶ国がインターネットを使って ウェブ諜報活動を行っている」「サイバー攻撃の多くは中国から発信され、しかも中国政府はサイバー諜報活動を行っていることを公言している」「サイバー攻撃は進化し、政府のサイバー防御を巧みにすり抜けるように工夫されている」「攻撃は、初期の愉快犯から、豊富な資金力と組織力に裏付けられた政治、軍事、経済、技術スパイ活動に移行している」と結論している。

また、個人データ、オンラインサービスへのますます進化する脅威として、マルウェアの複雑化やVoIPソフトウェアに対する「ヴィッシング」や「フリーキング」、銀行に対する継続的なサイバー攻撃により、オンライン バンキング サービスの信頼が大きく損なわれ、電子商取引にブレーキがかかることなどを懸念している。このほか報告書では、複雑に進化するサイバー犯罪ツール市場についても言及している。

マカフィー、新しい研究報告を発表 サイバー諜報活動が国家安全保障に対する脅威として拡大
http://www.mcafee.com/japan/about/prelease/pr_07b.asp?pr=07/12/06-1

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

    サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  4. 一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

    一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

  5. アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

    アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

ランキングをもっと見る
PageTop