ネットワークブート型のシンクライアントOS「Phantosys」を2月に発売(ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー)
株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは1月11日、台湾のARGTEK COMMUICATION社が開発したシンクライアントプラットフォーム「Phantosys」の日本語版を2月から国内販売すると発表した。
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Phantosysは、サーバ上にクライアントOSの仮想ディスクをおいて、ネットワーク上から仮想ディスク上のOSを起動するネットワークブート方式型のシンクライアントOS。マルチレイヤードノード方式を採用しているため、1つディスクイメージファイルの中に異なるOSや環境を無制限に持つことができ、その中の自由なポイントから各PCを個別に起動することが可能。このため、万一クライアントにトラブルが生じた際にも、直前の状態にいつでも簡単・確実に復帰することができ、また、さまざまなクライアント環境が混在する環境においても、柔軟かつ迅速なシステム構築が可能となっている。
端末は、一般に使われているPCをそのまま利用可能。他のクライアントが稼働中でもノードの作成や削除などを行うことができたり、ディスクイメージをサーバのディスクとしてマウントし、クライアントを起動することなく直接ディスク内容を変更できるなど、高度な管理機能も搭載。使いやすさと高い信頼性を両立させたシンクライアントOSとなっている。
サーバ仕様は、CPUがPentium D 3.0GHz以上、メモリー2GB以上、HDDはSATA接続(RAID 0/01構成またはSAS接続を推奨)、OSはWindows Server 2003(32bit版)・Windows XP。クライアントはCPUがCeleron 2.0GHz以上、メモリー512MB以上(Vistaは1.5GB以上)が必要。製品は、ノード数など機能の違いにより、Light、Professional、Atumの各版があり、価格はすべてオープン。
http://www.wasay.co.jp/news/news080111.htm
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