アプリケーション・ファイアウォールの最新バージョンを発表(F5ネットワーク)
F5ネットワークスジャパン株式会社は1月28日、「BIG-IP Application Security Manager(ASM)」ソリューションの最新バージョン9.4.3を発表した。
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BIG-IP ASMは、Webサーバが利用するポート80番、443番のトラフィックを双方向で監視し、ハッカーからアプリケーションとその背後にあるデータを保護するアプリケーション・ファイアウォール。最新版9.4.3では、アプリケーション配信を最適化するための同社独自のトラフィック管理アーキテクチャである「TMOS」との統合が強化され、パフォーマンスが2倍に向上しているほか、圧縮、キャッシング、レートシェイピング、SSLオフロード、TCPコンテンツ操作、TCP ExpressなどのネイティブTMOS機能を最大限に活用できるようになっている。
また、アプリケーションがやり取りする双方向のトラフィックフローを検査し、異常を検出すると、セキュリティポリシーを適切な状態まで自動的に強化する「リアルトラフィックポリシービルダー」を搭載。さらに「Microsoft SharePoint」「Microsoft Outlook Web Access」「SAP NetWeaver」「Lotus Domino」など業界標準のアプリケーションに対応した、実環境で実証済みの、すぐに使えるプリセットポリシーも用意されており、堅牢な機能性と使いやすさを併せ持つ統合セキュリティ・ソリューションを実現している。
BIG-IP ASMモジュールはBIG-IP LTM上で実行され、6400、6800、8400、8800BIG-IPハードウェアプラットフォームで利用可能。モジュールの価格は3,559,500円。最新版はソフトウェアモジュールおよびスタンドアロンデバイスとして、保守契約下の顧客には無償でバージョンアップを提供。
http://www.f5networks.co.jp/news/press/release/080128.html
《ScanNetSecurity》