Winnyによる公衆送信権侵害で2名を書類送検 | ScanNetSecurity
2025.12.25(木)

Winnyによる公衆送信権侵害で2名を書類送検

 ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)によると、福岡県警生活経済課と筑紫野署は3月24日、ファイル共有ソフト「Winny」を通じ、電子住宅地図ソフトを権利者に無断で送信できる状態にしていた、兵庫県加古川市の地方公務員男性A(31歳)、福岡県春日市の

製品・サービス・業界動向 業界動向
 ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)によると、福岡県警生活経済課と筑紫野署は3月24日、ファイル共有ソフト「Winny」を通じ、電子住宅地図ソフトを権利者に無断で送信できる状態にしていた、兵庫県加古川市の地方公務員男性A(31歳)、福岡県春日市の会社員男性B(35歳)の2人を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで福岡地検に書類送致した。男性Aは、平成20年1月、2回にわたり自宅のPCにおいて株式会社ゼンリンが著作権を有する電子住宅地図ソフト「デジタウン福岡県北九州市八幡東区(2002誕生記念版)」他1種類のソフトウェアを「Winny」を通じて権利者に無断で不特定多数のインターネットユーザに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれている。

 男性Bは平成20年1月、自宅のPCにおいて株式会社ゼンリンが著作権を有する電子住宅地図ソフト「デジタウン岩手県紫波町(2004年9月版)」を「Winny」を通じて権利者に無断で不特定多数のインターネットユーザに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれている。警察の調べによると、男性Aは「仕事で使いたいと思い、ダウンロードした」、男性Bは「デジタウンを収集したかった」と供述しているという。


ACCS:Winnyによる公衆送信権侵害、2人を書類送検
http://www2.accsjp.or.jp/topics/news3.html

《ScanNetSecurity》

PageTop

アクセスランキング

  1. 元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

    元アクセンチュア幹部、米陸軍クラウドの安全基準達成を偽装し監査をあざむく

  2. 給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

    給与計算クラウドをネタにメール訓練実施 → サービス元がフィッシング注意喚起を発令

  3. バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

    バンダイチャンネルへの不正アクセス、最大 136.6 万件の会員情報漏えいの可能性

  4. 第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

    第三者がセキュリティソフトを無効化 ~ 審調社へのランサムウェア攻撃

  5. ハウステンボスへの不正アクセス、サーバ内のファイルの一部が暗号化

    ハウステンボスへの不正アクセス、サーバ内のファイルの一部が暗号化

ランキングをもっと見る
PageTop