2008年7月〜9月のインシデントハンドリング業務報告を発表(JPCERT/CC)
有限責任中間法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月9日、2008年7月1日〜9月30日間の「インシデントハンドリング業務報告」を発表した。受け付けた届出のうち、コンピュータセキュリティインシデントに関する届出は1,348件で、前四半期の584件より大
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インシデント報告の送信元をトップレベルドメインで見た場合では、今期は特に「.jp」からの届出が増え、前四半期の169件から1,028件と大幅に増加している。また、インシデントのタイプ別分類では、前期と比べ、「プローブ、スキャン、その他不審なアクセス(scan)」が350件から161件に半減、「フィッシング(phishing)」が138件から150件で微増などとなっているなか、DoS攻撃、ウイルス、マルウエア情報などを含む「その他(other)」だけが221件から1,168件と激増した。報告によると、今期はマルウエア及び不審なサイトに誘導するメールに関する届出が増えている。
http://www.jpcert.or.jp/pr/2008/IR_Report1009.pdf
《ScanNetSecurity》