「スパム送信国ワースト12」にインド、コロンビア、タイが初登場(ソフォス) | ScanNetSecurity
2025.10.06(月)

「スパム送信国ワースト12」にインド、コロンビア、タイが初登場(ソフォス)

 ソフォス株式会社は10月27日、世界4ヵ所でウイルス/スパムなど脅威の解析を行っている「SophosLabs」の調査により、2008年7〜9月の期間におけるスパム配信状況をまとめた最新のレポートを発表した。2008年7〜9月に配信された、ユーザのコンピュータへの感染を狙う悪質

製品・サービス・業界動向 業界動向
 ソフォス株式会社は10月27日、世界4ヵ所でウイルス/スパムなど脅威の解析を行っている「SophosLabs」の調査により、2008年7〜9月の期間におけるスパム配信状況をまとめた最新のレポートを発表した。2008年7〜9月に配信された、ユーザのコンピュータへの感染を狙う悪質な添付ファイルを含んでいたメールは0.2%(416件中1件)の割合であった。2008年4〜6月には0.03%(3,333件中1件)だったのに対して8倍と急増している。

 ソフォスでは実際に、2008年7〜9月に大規模配信のスパムによるマルウェア攻撃をいくつか確認している。最も大規模だったものは、Agent-HMYトロイの木馬で、このトロイの木馬は「ペンギンパニック」というiPhone用のゲームソフトに偽装し感染を広げた。2008年7〜9月のスパム配信国ワースト12の上位は、1位がアメリカ(18.9%)、2位がロシア(8.3%)、3位がトルコ(8.2%)、4位が中国(5.4%)、5位がブラジル(4.5%)となっている。なお、インド(7位)、コロンビア(11位)、タイ(12位)が初めてチャートインしている。

http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2008/10/spamreport.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  2. サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

    サイバー攻撃者が変更偽装困難なたったひとつの特徴

  3. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  4. 一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

    一部を使用し保険募集活動も ~ アクサ生命の元従業員が個人情報を無断で持ち出し

  5. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

ランキングをもっと見る
PageTop