国内セキュリティアプライアンス市場予測を発表(IDC) | ScanNetSecurity
2025.10.05(日)

国内セキュリティアプライアンス市場予測を発表(IDC)

 IDC Japan株式会社は12月1日、国内セキュリティアプライアンス市場に関する動向および予測を発表した。同レポートは、2005年〜2007年におけるセキュリティアプライアンス市場の動向を分析し、本市場についての2008年〜2012年の予測を提供したもの。これによると、2007

製品・サービス・業界動向 業界動向
 IDC Japan株式会社は12月1日、国内セキュリティアプライアンス市場に関する動向および予測を発表した。同レポートは、2005年〜2007年におけるセキュリティアプライアンス市場の動向を分析し、本市場についての2008年〜2012年の予測を提供したもの。これによると、2007年〜2012年の年間平均成長率(CAGR)は5.2%と予測しており、2008年の脅威管理アプライアンス市場は、前年比成長率で7.0%と成長率/出荷台数が出荷金額を上回った。一方、セキュアコンテンツ管理アプライアンス市場は、前年比成長率で23.8%。2007年〜2012年のCAGRは15.3%の高成長率で、内部統制対策や情報漏えい対策への高い需要を背景に拡大するとIDCではみている。

 また、UTMアプライアンス市場は、前年比成長率で31.0%と高成長率で市場は伸びており、2007年〜2012年のCAGRは15.9%で拡大するとみている。国内セキュリティアプライアンス市場については、情報漏えいや内部統制対策ソリューションとして企業の関心が強く、需要の高い市場のようだ。IDCでは、セキュリティアプライアンス市場を「脅威管理」と「セキュアコンテンツ管理」の2つに分類している。同市場についてIDC Japanセキュリティのリサーチマネージャは「アプライアンスは、サービス市場の拡大とともに市場は伸張するであろう。ベンダは、サービス提供を容易にするために管理ツールの強化を図るべきだ」と述べている。

http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20081201Apr.html

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  2. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  3. 日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」

    日本語2バイト文字の防壁が消失 日本プルーフポイント 増田幸美が考える「最も狙われる日本に必要な守りの再定義」PR

  4. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  5. 未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

    未知の脆弱性を 15 個発見 ~ GMO Flatt Security の RyotaK 氏「Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025」で世界 1 位

ランキングをもっと見る
PageTop