Microsoftとの戦略的提携を強化、DLPのデータ分類技術を組み込み製品化(米RSA) | ScanNetSecurity
2025.12.08(月)

Microsoftとの戦略的提携を強化、DLPのデータ分類技術を組み込み製品化(米RSA)

 米EMC社のセキュリティ部門であるRSAは12月4日(現地時間)、EMCと米Microsoft社が長期にわたる多角的な提携関係に基づき、機密情報保護の強化と共有方法のセキュリティ向上に関してこれまで以上に企業を支援できるよう、技術面での提携を拡大すると発表した。両社は今

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
 米EMC社のセキュリティ部門であるRSAは12月4日(現地時間)、EMCと米Microsoft社が長期にわたる多角的な提携関係に基づき、機密情報保護の強化と共有方法のセキュリティ向上に関してこれまで以上に企業を支援できるよう、技術面での提携を拡大すると発表した。両社は今後、コンテンツ、コンテキスト、アイデンティティに基づいて、インフラストラクチャ全般にわたって情報を保護できる組み込み方式のシステムによるアプローチで協力していく。

 これに伴いMicrosoftは、RSAR Data Loss prevention(DLP:データ損失防止)のデータ分類技術をMicrosoftのプラットフォームと将来の情報保護製品に組み込む予定。この結果、情報セキュリティ・ポリシーが一元的に定義されるようになり、機密データがインフラストラクチャのどこにあっても自動的に識別・分類され、企業や組織は幅広いコントロールを用いてエンドポイントやネットワーク、データセンターのデータを保護できるようになる。

 さらに、まもなくリリース予定の「RSA DLP Suite 6.5」では、Windows Server 2008のMicrosoft Active Directory Rights Management Services(RMS)を積極的にサポート。これにより、情報の機密度に基づいてRMSベースの情報アクセスと利用ポリシーを動的に適用できるようになる。また、Active DirectoryへのRSAソリューションの統合により、社員のアイデンティティやグループ・メンバーシップと関連付けて効率的にデータ損失防止コントロールを実施できるようになっている。

http://japan.rsa.com/press_release.aspx?id=9816

《ScanNetSecurity》

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  2. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

  3. 伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

    伊予銀行の再委託先で使用していたローレルバンクマシン提供のクラウドサービスに身代金要求を伴う不正アクセス

  4. サイバー攻撃、他人事(ひとごと)でなく自社に起こり得る現実的脅威

    サイバー攻撃、他人事(ひとごと)でなく自社に起こり得る現実的脅威

  5. タマダホールディングスグループにブルートフォース攻撃、社内ネットワークゲートウェイの認証を突破

    タマダホールディングスグループにブルートフォース攻撃、社内ネットワークゲートウェイの認証を突破

ランキングをもっと見る
PageTop